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令和庚子(2020) 2年11月の記録 (新しい日付けの順)

令和 2年11月30日(月)

 晴れ。昨日の日記に載せた写真、阿蘇高岳頂上付近に見えた白いものは、初冠雪だつた、山頂付近では雪が降ったんだなあ。
     最低気温 0.1℃ (00:00)、最高気温 7.1℃ (13:38)

 定点撮影
 
 薪の消費が増えてきた、今日も二三日分の薪を作つた
 
 だいぶん前に壊れたオーブンレンジ、分解してみた、復元可能なように慎重に分解して、外さないでいいネジまで取つてしまわないやうに気をつけて分解した。
 
 多分ヒューズは飛んでゐるだらうと思つて、ヒューズを探したが、昔の電気製品のやうに、もともと使用者が交換するために付いてゐるヒューズではないので、うんと奥の方に、基板直付けで見つかつた、やはり切れてゐた、フェイルセーフで、一番最初に切れる部分んだらう。このヒューズが切れた原因、たまたま切れた場合もあるかも知れないが、切れるべくして切れたのだらうから、ヒューズを交換して動くかどうか。やってみようではないか。でも何度もヒューズを交換するのも大変だから、ヒューズ部分だけ外に付けることにしてヒューズホルダーを買ってきて、基板から外に線を伸ばして、分解手順の記憶が薄れないうちに、また再組み立てをしておいた。ヒューズは17Aとあったが、そんなヒューズはこのへんには売つてゐないので15Aにしておいた。あとはマグネトロンの交換になるのだらうか、いくつかのブロックに分かれてゐるが、本当のところはわからないが、それほど複雑でもなさそうで、ユニットごと交換してしまえば良さそうだ、オークションでみつかればいいが。とりあえず、明日にでもヒューズを入れてスイッチをいれてみやう。
 マイクロウェーブが照射される箱は独立してゐるから、その点は、大丈夫だ、あとは高圧電源に気をつけることかな。

 晩飯、メンチカツ。二三日前に自動車教習所と前の警察署があった場所との間(元は何があったところだつたらう)にドラッグストアーモリと云ふのが開店した、その少し先にはコスモスと云ふドラッグストアがある、この形態のドラッグストアと云ふのはスーパーみたいなものである、すぐ近くでこの二店の競合が始まる。今日入ってみて、冷凍のメンチカツがあったので買つてきて揚げた(かみさんが帰つてきたので、かみさんに任せた)。
 前の阿蘇警察署があった場所と書いたが、阿蘇警察署は8月だつたかに、57号線から内牧温泉に向かう道路際に新しく建てられて移転して行つた、一の宮町域には警察署が無くなった、交番も無い。


令和 2年11月29日(日)

 晴れ、時々曇り、時々晴れ。
    最低気温 -1.1℃ (04:18)、最高気温 9.7℃ (14:39)

 今朝は氷点下になつた、阿蘇高岳の頂上付近が白くなつてゐた、天気は悪くなかったので初冠雪では無いだらう、多分霧氷だと思う。休みで朝早くから外に出る用も無かつたので、朝の寒さは体感しなかつた。
  (写真1写真2写真3

 太郎たちは朝早く熊本までテニスレッスンに行く、夏子は模試二日目である。小生はのんべんだらりと一日を過ごす。

 ハチウトの重箱を今日も一個作つておいた。今日はツーバイ材の18cmもので作つた、我が家のハチウトは今まではずつと14cm幅の板だつたが、今年採蜜して、少し浅すぎる気がするので幅の広い板で作ってみたのだ。どちらが良いのだらうかと思つてネット検索をすると、どれもこれも15cmとある、でもこれは多分情報の出どころは一箇所でだれもがこの基準を使つてゐるだけで確固としたものだとは思へない。おそらく売つてゐる手頃の杉板が15cmでそれが基準になつたのであつて、調査研究の結果ハチが一番好むと云ふわけでもなからうと思ふ。とにかく一度18cmでもやってみやう。


令和 2年11月28日(土)

 晴れ、時々くもり、時々晴れ。
    最低気温 2.7℃ (06:26)、最高気温 8.9℃ (15:13)

 定点撮影

 今日は太郎は土曜授業で授業参観、母親が参観した、夏子は模試だそうで、じゃあ小生は何をしやうかと考えてゐるところに円通寺の智道和尚から電話、今、寺の木を伐ってゐるけど要りますか?もちろん頂きますと云つてすぐに取りに行った。
 
 お寺の倉庫の裏の欅などを切り倒しだつた。智道和尚は仏門に入る前は実家の家業が林業で父上と一緒に木を伐ってゐたので、かういつた作業はお手の物である。昼までかかつてざっと三台分の木をもらつてきた、昨日、焚き火できれいにした所に早速新しい薪材を積んでおいた。
  (写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7

 ハチウトの重箱、また一個だけ作っておいた、別に急ぐ仕事でもなし、時々思い立つては作つてゐる。

 毎日毎日、武漢肺炎が拡大してゐるとニュースなどで大騒ぎになつてゐる、ここも少し前にちょっとしたクラスターで騒がれたがそれも今は落ち着いてゐて、全国的な騒ぎのなかで、どうもあまりピンとこない。

 夜になつて、明日の天気予報を見ると、明朝は氷点下2℃だと云ふことなので、真つ暗ななか、軽トラのライトを点けて、昨日焚き火消しに使つた水道ホースを、中に水が残つたたままになつてゐたので、水を抜いて片付けておいた。氷点下2℃程度では大丈夫だと思ふが、あまり低くなると、ホースが破れてしまふので用心のためにやつておいた、いままで何度も破れてゐる。
 

令和 2年11月27日(金)

 晴れ、時々曇り、時々晴れ。朝、雲海が出る
    最低気温 4.1℃ (07:13)、最高気温 14.4℃ (13:46)

 定点撮影
 こどもたちの登校時間帯、霧が深くて視界が100mほどだつた。

 朝一番で宇治歯科に三月ごとの齒の定期整備に行く。
 
 軽四輪を車検に出す、代車は要らないと伝えてあつたので、孝臣さんは自分の車に奥さんを助手席に乗せて車を取りにきた。

 昨日の焚き火、一晩中燃えてゐた。地形上火災が起きる虞はまず無いが、一応夜間の風速を調べることはする。昨夜は風速ゼロだとあった。今日一日であれだけあった薪材が夕方にはほぼきれいに燃え尽きた、あくまでこれは焚き火である。ただ、少し風があるので、熾火でも油断はできないので、焚き火の側までホースを引つ張つておいて、もしもつと風が強くなりさうだつたら水をかける準備はしておいた、軽トラもいつも止める場所ではなくて、焚き火の近くまで持つていつて何時でもライト点灯できるようにはしてあるが、夜に入つて風は収まってきてゐる。

 一旦日記をアップして、そろそろ寝る準備でもするかと、一応、火の状態を確認しに行ったところ、火はもう殆ど灰になつてゐたがそれでも輻射熱が熱い、それに夜に入つても結構風がある、もうほとんど灰になつてゐるのなら、翌朝まで放つておくこともない、寝る前に水をかけても何ら問題は無いではないか、といふことに気がついて、ホースで水をかけて完全に消しておいた。
 
 晩飯、我が家風「さつま汁」。サトイモ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、シイタケ、マイタケ、インゲン、ハクサイ、コンニャク、牛肉。


令和 2年11月26日(木)

 晴れ、雲が多かつた。
    最低気温 2.9℃ (04:47)、最高気温 14.7℃ (12:56)

 定点撮影

 朝一番で、床屋に行つてきた、今年最後の床屋だ、松岡さんに良いお年をと挨拶をしてきた。
 
 裏の古い薪材を燃やした、点々と場所を替えては燃やしてゐる。もう二三年、雨に打たれ、土に埋もれて、半ば腐つてゐるものもある、今更薪には出来ないので、この山を燃やすことにした。これだけ長期間土埋もれてゐるともうただでは燃えないと思ったが、じっくり火を点けてやると、一度には燃え上がらないがジワジワ燃え始めて時間をかけて外から見てゐてはわかりにくいが、ちゃんと中の方で確実の燃えていく、料理なんかをする場合はこのようなジワジワ燃える方が良い、今日は特に焚き火を使っての調理はしなかつたが。
 
 古い木をひっくり返したらカブトムシの幼虫が何匹も出てきた、小生の気まぐれのためにとんだ災難になつた、今更もうどうにも出来ないので、鳥の餌にでもなって意味のある終わり方をしてくれと思ってゐたところ、後から行ってみると全く動かないと思つていた幼虫が、自分で土の中に一生懸命に潜っていた、動かないものだ思っていうぃたが、あの形をしていてちゃんと動くのだ、驚いた。でもあそこで潜って木の幹も無いのないのにどうにかなるのだらうか。

 以前は薪を作ってゐると非常に頻繁にジョウビタキが飛んできて割った木の隙間から虫の幼虫がでるのを待つてゐて、人を恐れずに目の前の虫を取りに来ていゐたが、最近は以前に比べてジョウビタキの姿をあまり見なくなつた、それでも今日は近くにやってきてゐた

 薪を少し作った

 晩飯、煮込みハンバーグ、小生は塩コショウだけのハンバーグ。100gのやつを一人二個宛作つたが、みんなもう一個は明日の朝食べるということだつた、一個ではちょっと物足りず、ニ個ではちょっと多いかなという分量だつた。それもあるが、本当は明日の朝にとっておきたいというのが本心なのだ、こどもたち小生が作るハンバーグが好きなのだ、ホント。


令和 2年11月25日(水)

 晴れ(曇りだつたかな、あまり記憶が無い)。
   最低気温 6.3℃ (06:30)、最高気温 15.3℃ (14:33)

 定点撮影
 
 昨日作つた柚子ジャム、昨日食べてみたところ結構酸味が強かつたので改めてもう少し砂糖を加えた、それから、冷めると固まると云ふのは分かつてゐたのだがどうもちょと足りない気がして追加でタネを加えたところ、やはりペクチン量が多すぎたやうで結構固まつたので、今日は水を加えて加熱しなおして、丁度良い状態に出來上がつた、我ながらなかなかの美味だと思ふ、早速瓶に詰めて湯煎しておいた
My self-reliance

 太郎、水泳教室

 晩飯、カレー。



令和 2年11月24日(火)

 晴れ。
    最低気温 2.8℃ (07:27)、最高気温 15.2℃ (14:04)

 定点撮影

 今日は天気が良くて阿蘇五岳がはっきり姿を見せてゐた。その五岳の一つ、根子岳で昨日登山客一人の滑落遭難事故が起きた。今朝も、子供たちを見守りしてゐる時に捜索のヘリコプターが飛び立つて行つた、昨日は結局見つからなかったのだらうかと思ってゐたところ、後から知つたが、今朝のこの飛行の時に滑落場所近くでが見つかつて収容されたそうだが、残念ながらすでに遲かつたやうである。

 昨日の事故当時、一緒に登つた仲間が携帯が通じるところまで下つて救援要請をしたそうで、昨夕、小生が風呂に行くときに、小生の前をレスキュー車が走つてゐた。いつもこのやうな時にヘリの臨時基地になる運動公園にはすでに県の防災ヘリ「ひばり」が到着てゐた、(小生が風呂に行くときの通り道だ)。最近の携帯電話にはGPSが付いてゐて位置情報がわかるやうになつてゐるが、肝心の携帯の電波が届かないのでは、遭難場所を連絡しやうにも出来ない、この付近は、ちよつと山に入ると携帯の電波が届かないところがたくさんある、携帯は都会にいるとどこでも通じると思ひがちだが、山間部とは然ういうところなのだ、我が家の周辺でも、電界強度ギリギリのところがたくさんある、牧野に山菜採りに入るともう電話が使えないことが多い、友人の奥さんなんか用心のために無線機を持つて山菜採りに行く(もちろんコールサインを持つてゐるが、万一の場合は免許がなくてもできるのだ)。然ういふ意味では、登山には無線機は必携と云ふことだ、できればAPRS内蔵がいい。これだと、滑落しても本人が連絡できない場合でも、場所が特定できる。

 それから昨日、レスキュー車が踏切で遮断器が降りてしばらく立ち往生した。昨日の場合は、火災でなくて結果的に緊急性を要する走行では無かつたが、これがもし火災だつたら一体どうするのだ。駅から踏切まで近いので、列車が駅に入線する前から遮断器が降りて、乗客の乗降が終わつて発車するまでの長い時間、遮断器が降りつぱなしだ。これは向こうにいた時も、北茅ヶ崎駅でいつも経験して腹立たしく思つてゐた。駅に入つて停車したら一旦遮断器をあげて、出発する時に改めて遮断器を下ろせば済むことで、これなんか信号のシステムをその気になつて変更すれば済むことだらう、その間に家一軒燃えてしまうぞ。今や本来地元民の足としての公共交通機関の責任を忘れて観光列車を走らせることばかりにうつゝを拔かす、JRよ、一体何様のつもりだ。

 根子岳と云へば、ご近所の山好き元ちゃんがつい最近根子岳に登ったばかりだ。
 根子岳山窓

 昨日坂本棟梁が孫の泰増くんと一緒に夫人の勢さんが作つた柚子を山程届けてくれたので、今日は柚子ジャムを作つた。20個使つた。ジャムはトロミを付けるために、いちごジャムのときは、レモンを入れたりする、柚子ジヤムの場合は種にそのトロミ成分が入つてゐるのだそうで、それも一緒に煮る。ところが勢さんが作る柚子は確か種が無い種類の柚子で、もう二十年ほど前になるが、せっかく柚子生産農家になるのだと云つて張り切って育てたのに、農協では種無し柚子は扱わないと云われて怒っていたことがある、もし、そうなら、今回は種が無いので、別にペクチンを入れないければならないなと思つて半分に割つてみたら、ちやんと種があつた、種あり柚子に植え替えたのだらうか。

 柚子20個で皮だけだと500グラム以上取れた、柚子の絞り汁は240ccだつた、ちよつと足りないかなあと思つたら、それで良かつた、ちやんと自然の恵みはバランスが取れているのだ。柚子絞りは、最近手に入れが新兵器のハチミツ絞りがまた活躍した。この圧縮機はハチミツだけでなくて、ブドウを絞つたりもできるが、我が家ではワインは作らないのでそれで使うことは無い。
 (写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8写真9

 晩飯、オデン。子供たちは餅巾着が好きなので、たくさん用意した、それに小生オリジナルの種を入れた巾着も作つて入れておいた。


令和 2年11月23日(月) 勤労感謝の日(新嘗祭)

 曇り、ほとんど太陽がでなかつた、寒い一日だつた。午後から結局ストーブを焚いた。
   最低気温 7.4℃ (但し18:15時点、夜に向つて降下中)、最高気温 13.3℃ (00:00)

 我が家の連中、今日はどこにも出掛けず自宅でそれぞれのことをやつてゐた。

 小生、ハチウト作りの手始めに、重箱を少し作ってみた。今回はハチウトの重箱をダボ繼ぎで組もうと思つて、ダボ用のドリルビットを買つてきた、一定の深さまで掘るとそれ以上は掘れないやうになってゐる、6ミリ径のダボ用である。径は6ミリとあるが深さがわからない、その一種類しか売ってゐなかつた。

 実際に使つてみてドリルの深さは10ミリだと云ふことが分かつた、一方、売つてゐるダボの長さは30ミリ、だから半々としてドリルの穴の深さは15ミリ必要なのに、両方合わせて20ミリにしかならず、ダボは10ミリ余つて密着しないことになる。せつかく買つたドリルビットを活かすとなると、ダボを一つ一つ20ミリ長に切らなければならず、最初その方法で、ノコで10ミリ切つては、切つた先端を鉛筆削りで少し角を取つてゐたが、これでは如何にも効率が悪い。
 
 だから、せつかく買つた専用ビツトは使わずに、我が家にあつた一般の木工ドリルビツトを使うことにした。そうすると、今度はドリルビツトが長すぎるので、掘る深さが丁度良いやうにスペーサーを作つてそれでようやくうまく行つた、このスペーサーはインク切れでもう使わ無くなつた蛍光ペンの軸を切つて使つた。なんでも捨てずに取つておくものである。

 午前に2×6の板で一個、昼から2×8の板で一個作つた。最初の一個は慎重に一組一組穴を開けてはダボを打つて組んでいつたが、午後からは全部の穴を一度に開けて、ダボを打つて、ボンドを塗つて一度に組み上げた、慣れると短時間でできる。
 
 出来栄えは、ツーバイ材自体がそれほど精度の高い木材でもなし、乾燥や木の性質で少し捻れたりしてゐるので、ピシャリと云ふ程の精度には仕上がらなかつたが、ガタは無く、重ねても隙間ができないので、これで良とした。
 (写真1写真2写真3写真4写真5写真6
 
 少し薪を作つた

 夕方プールへ、@1,000m×1本。いつも月曜日はプールは休みだが、祭日なのでプールをやつてゐた。


令和 2年11月22日(日)

 日曜日は朝早くから太郎たちがテニスレッスンで出かけるので、まだ暗いうち(4時前)に「薪」ストーブに火を入れてやつた。今日は、その他に、裏の畑の焚き火、同時並行で表の庭での焚き火と、木を盛大に燃やしてCO2をこれでもかと排出してやつた、地球の大気中の二酸化炭素の割合は0.04%である、0.4%ではない、0.04%である、その程度のものが、地球温暖化の原因なんかである訳がない。
     最低気温 3.1℃ (04:06)、最高気温 17.2℃ (13:45)

 重箱式ハチウトを作りながら、前庭で焚き火をして、ただ焚き火だけでお終わらせるのは勿体無いので、昼飯は、バーベキユーと云ふか焼き肉と云ふかアウトドアで食べた。

 ただ、今日のバーベキユーは二部構成でやつた。と云ふのは、夏子は模擬試験で昼過ぎに帰つて来る、一方太郎は、昼過ぎに、友達のうちに遊びに行く約束になつてゐる。だから、第一部は太郎と小生が食べて、夏子が帰つてきてから母親と二人で入れ替わつて第二部のバーベキューになつた。今の時期、暑からず寒からず、虫も飛んで来ないので、アウトドアでの食事には適してゐる、ただ、風に吹かれて落ち葉が次々に食卓に舞い降りて来た。(写真1写真2写真3写真4
 
 ハチウト工作、一枚の板から、30cm長の板が8枚とれる、重箱一つで4枚の板を使うから、板一枚からは重箱二個しか出来ない、一つのハチウトでは最低4段で組むから、板がもう一枚要ることになる。他にも買うものがあつたからホームワイドに出掛けた。
 
 そして現在材料に使つてゐる板を一枚と重箱の一枡をもうすこし深くしたものを作つてみることにして、もう一回り大きな板も試しに一枚買つてきた。今重箱制作に使つていゐる板は、ツーバイ材で、2×6の板である。この板は幅が140mmである、これだと少し浅すぎて、採蜜の時に切り取る重箱が一枡だとちよつと少なすぎる気がする、そこで2×8材を使つてみることにして買つてきた。これだと板の幅が184mmになる。
 
 昨日買つてきた丸鋸の長尺T型ガイドバーを使って、切り分けるところまで今日やつておいた。
 (写真1写真2写真3

 三時前になつてポツリポツリ雨が落ち始めた。この雨は今夜中に上がりそうな、その程度の弱い雨のやうだ。
 
 夕方プールへ、@1,000m×1本。


令和 2年11月21日(土)

 穏やかに晴れる。昨日までと比べたら朝の気温が下がつた、でも、寒いと云ふ程ではない。ここのところストーブはずつと稼働していない、今朝も焚くほどのことも無かつた。。
    最低気温 5.6℃ (06:04)、最高気温 17.1℃ (15:04)

 youtubeの「My Self Reliance」に触発されて、田舎暮らしの原点に立ち返つた気分になつてゐる。今日は焚き火を、廃材処理のためでなくて、焚き火を楽しむという向き合い方で過ごした、焚き火を楽しむと云つても結局は廃材の焼却だつたのだが、長い間水を吸って半分腐ってストーブの薪には使えない木材なので、然う云った木の方が、一気に燃えること無く、じわじわと燃えるので料理なんかには適してゐる、で、今日は料理でなくて、焼き芋作りをやらされた。少し前にカミさんが植えて収穫したカライモがあつたので、それを焼いてくれろと云ふ。
 
 アルミホイルに包んで持つて来させて、熾火状態の中に突つ込んで約一時間、最高の焼き具合の焼き芋ができた、結局それが昼飯になつた、そして、夕方、味をしめたのか、また作つてくれと云ふ、作つてやるけど、オレは芋を飯代わりなんか嫌だぞと釘を刺して焼いてやつた。小生はカライモは終戦直後、飯代わりに食べさせられたせいか好きではない(大学芋とスイートポテトならいい)。こんどは昼間焚き火で自分の昼飯でも料理して食うことにしやう。ずつとやろうと思つてゐながら出来なかつた燻製(スモーク)もやつてみやうかと云ふ気になつてゐる。そうなると燻製器を作らんといかんなあ。
 
 ハチウトの材料の切込み、正確に測つて切らないと隙間なく重ねることが出来ない、昔、いい加減に切つたので、正確な枡ができずに、坂本棟梁に手直しをしてもらつた事がある、だから、今回は正確に切り出すために、丸ノコ用のT定規を買つてきた、まつすぐ一定幅に切る部品で、標準に付いてゐるガイドは短すぎるのでそれに同じ幅の細くて長いフラットバーを継ぎ足して、30cm幅のスペースを作りたいのだ。ところが、ガイドバーと同じ幅と板厚のフラットバーが売つてゐない、どうしたものかと、いろいろ考えてゐたところ、偶然に、長尺のT型のガイドが別売りしてゐるの目に入つた、全く偶然だつた、これがあれば、わざわざガイドバーを作る必要もなくなつた、早速購つた。

 5時半過ぎ、風呂から帰つてくるとカミさんと太郎がスマホ片手に西の空を見上げてゐる、何事かと訊くと、ISSが通ると云ふ、ここは日没が北の方に比べたら遅い、太陽が沈んだばかりでまだ空が明るい、そこへ中岳の上辺りに太陽の光を受けてISSが姿を現し、東に向かつてゆつくりと移動して行くのが見えた、この宇宙船には野口飛行士が乗つてゐるのだ、我が家の真上を通過して、外輪の東に消えるまで相当長時間観察することが出来た。今日はISS観測には最高の条件だつたことになる、最近はカミさんと太郎が宇宙にはハマつてゐる。先日は二人で夏の大三角を探して西の空を眺めていた、ネットの映画で「宇宙兄弟」のアニメを二人で觀てゐる。
 
 夏子は模試だつた、明日もだそうだ。

 アメリカ大統領選挙、スッキリと引き継ぎができないやうだ、バイデン次期大統領、78歳になるさうだ、ジジイだなと思つたら、なんだ小生とほぼ同じかあ、じやあ、頭の方は大丈夫だらう、小生に云わせるなら、この年齢はジジイには違いないが、まだまだ耄碌する歳ではない。


令和 2年11月20日(金)

 昨夜の雨も朝には抜けてゐた、雷鳴と雨音で目が覚めたとき、2時くらいだらうかと思つて時計を見たら、10時前だつた、普通の人はまだ起きてゐる時間だ。今日はこのまま晴れるかと思つたらずつと曇りの一日だつた。午後から気温が下がつてきてゐる。
    最低気温 11.8℃ (但し18:41時点、明日にかけて降下中)、最高気温 18.9℃ (00:42)

 定点撮影

 武漢肺炎、何ヶ月か前に非常事態宣言が出された頃よりも現在感染が拡大してゐるが、始めの頃のやうな行動制限はとられてゐない、それに国民は然ほどのパニックにも陥つてゐない。
 
 昼、プールへ、@1,000m×1本。

 晩飯、オムライス、牡蠣とほうれん草のホワイトソース和え。オムレツにしやうかと思つてゐたら、みんなオムライスがいいと云ふので。


令和 2年11月19日(木)

 まだ気温が上昇してゐる、風が強かつた、晴れのち昼過ぎから雲が広がる、今夜には雨になりさうだ、雨雲が近づいていゐる
   最低気温 16.4℃ (00:31)、最高気温 23.0℃ (11:55)

 定点撮影

 本日、特記事項なし、採蜜道具を少しずつ片付けてゐる、蜜の漉し方、いろいろな方法を試してゐる。
 
 昼、プールへ、@1,000m×1本。

 晩飯、ご近所から頂戴したダイコンで、豚ダイコン、アサリ味噌汁

 塩分濃度3%とは・・
 炊事をやらない人はわからないだらうが、アサリを買つてきて砂出しをするときの、塩分濃度。小生は炊事のプロだからもう頭に入つてゐる。

 アサリを買つてくると、一応砂出しはしてあるけど、念の為に、塩分濃度3%の塩水にしばらく浸けて砂出しをしろ、と親切なトレーには書いてある、書いていないものもある。そこでいつも疑問に思ふのは、塩分濃度3%の塩水とは正確に云ふとどうなんだろう、水と塩の比重は違うはずだから3%は30グラムではないよなあと思ひながらいつも30グラム正確に計つて溶かしている。1リットルの水に対して、30グラムの塩を溶かすと、これがすぐに溶けそうなものだが、かなりかき混ぜないとなかなか溶けない、3%の塩水とはそれほど濃いいものである。一応3%と謳つてあるが、海によつて塩分濃度はいろいろある、まあお凡そそのくらいであればいいのだ。


令和 2年11月18日(水)

 晴れ。だんだん暖かくなつてゆく、本来の今の時期の気温はどのくらいなんだらうか。すつかりヒートテックの必要が無くなつた。
     最低気温 13.2℃ (05:39)、最高気温 22.4℃ (14:20)

 定点撮影
 
 アマチュア無線局の固定局の免許状の交付連絡が九州総合通信局から来てゐたので、受け取りに行つてきた。郵送依頼もできるが、たまには下に降りてみやうと直接窓口での受け取りを選択したのだ。九州総合通信局は熊本駅そばの熊本地方総合庁舎の中にある。九州のいろいろな国の役所関係は昔は九州の中心だつた熊本にあつたがが、今は、どんどん福岡に取つて代わられていて、かろうじて総合通信局は九州全体の通信関係の統括役所として熊本に残つてゐる。

 今、熊本駅周辺は再開発の工事だらけで駐車場の事情がわからないので、少し離れた駐車場に停めて、歩いて行つたが、新しくできた熊本駅(と云つてももう大分前だが)の中を小生、初めてだからちよつと覗いてから、総合通信局に行かうと思つて、駅ビルに入つた所で皆んながマスクをしてゐるのを見て、小生がしてゐないことに気がついて、また一旦車を停めたところまで戻つてマスクをした、小生は普段でもマスクのことは頭が無いので、目の前のバックミラーにマスクを常にぶら下げてゐるのに、降りる時付けるのを忘れるが、もうほとんどすべての人はマスクが当たり前だと思っているのだらう。
 
 新しい駅舎には商業施設も入つてゐて、いろいろな食べ物屋も並んで昼食時もあつて沢山の人が入つてゐた。駅は、最近どこでも然うだが中がコンコースになてゐてビルのこちら側から向こう側に通り抜けができるやうになつていて、その途中に改札口があって各ホームに通じている、新幹線の改札口も並んでいたが、今回もとうとう新幹線の姿をみることは無かつた。小生、昔、東京~博多間の新幹線は乗つた事があるが、博多から鹿児島までの九州新幹線は開通以来まだ一度も乗つたこともなければ、姿を見たことも無い、駅から離れて新幹線の高架を見れば走つている姿をみることはできるのだらうが、駅の中にいたのでは、また駅そばだと建物などが邪魔して線路は見えないのだ、f-JR九州、別に見なくてもいいのだが。(写真1写真2

 往復とも二重峠トンネルを通らずに、57号線現道部を走つた。阿蘇から大津までの現道部の丁度トンネル相当区間の法定速度は時速50Kmだが、だれもそんなもの守つてゐない、片側二車線で信号機も特に無し、まるで自動車専用道だ、見ているとみんな80Km/hくらいで走つてゐる(あくまでも、「見てゐると」、であつて小生が走つたとは書いてゐないところがミソである)、新しく出来た二重峠トンネルを通る北側復旧道路は現道部から大きく迂回するので、気分的に遠回りする気がする、遠回り区間を計算に入れても十分にトンネルのほうが早いのだが、迂回しないで従来の道を直進する車のほうが多いやうな気がする、トンネルが片側一車線ということもあるのかも知れない。

 阿蘇大橋があつたところは、今や観光スポット化してゐて、次々に車がやつてきてゐた。黒川の左岸に崩落した阿蘇大橋の取り付け部が垂れ下がったままにモニュメントとして残してある(のだらう)。( 黒川から少し下った場所で南阿蘇方面から流れてきた白川と合流して、白川として有明海に注ぐ).。

 新しい阿蘇大橋の橋脚も上の道路部分ももう完全に繋がつてゐて、今はもう仕上げの段階だらう、あんなに高いところを走つていたと思つていた長陽大橋が今度できる阿蘇大橋のずつと下の方を走つてゐる、立野火口瀬の深さがわかる。
写真1写真2写真3写真4写真5写真6

 昼飯は、このところ肉ばかり食つてゐるやうな気がするので、今日は帰る途中、光の森に寄って回転寿司に入つた。くら寿司とスシローが道路を挟んで向かい合つてゐて、くら寿司は最近、GoToEatで話題になつてゐて混んでるだらうからと、スシローに入つてみた、一時を過ぎてゐたのでもう空いてゐるだらうと思つたら、混んでゐた。

 太郎、水泳教室。晩飯、水曜日はカレーの日。


令和 2年11月17日(火) 

 曇り。
    最低気温 11.6℃ (06:00)、最高気温 21.2℃ (12:00)

 定点撮影
 
 今年は我が家だけでなくて、この付近一帯、柿が不作である。我が家にも何本か柿の木があるが、この木には文字通り一個しか実らなかつた、最後の一個は採らないでおくのださうだが、最初で最後の一個、このままにしておかう。

 総合設備点検が終わり、8日ぶりにアゼリアが再開されたので、昼、泳ぎに行つてきた、@1,000m×1本。
 
 終わつて入浴、浴場の水栓の修理、どうせ直つてゐないだらうと思つてゐたら、流石にこの長い期間を利用して修理が終わつてゐた、もし終わつてゐないやうだつたら、市役所に捩じ込むつもりだつた、単なる、市民の福利施設ではない、今や数少ない観光施設なんだから、修理費が無いからと云つて放置は許されんぞ、と。
 ただ、修理されてはゐたが、応急処置的な修理だつた、壁を壊して、なかを通つている配管を修理するのではなくて、壁の表にバイパス用の配管が這わせてあつた、壁を壊して腐つたパイプを交換することがそんなに大変なことなんだらうか。誰か立つ人間はいないのか。
 
 一時落ち着きを見せていた阿蘇市の武漢肺炎病院クラスター、一旦陰性判定だつたのに、ここにきて改めて陽性判定が出ていて感染者が増えてゐる、皆、入院患者のやうだ。阿蘇に限らず、全国的に感染者が急増してゐる、でも不思議なことに、個人的には全く切実感が無い、多分周辺でも始めの頃のやうな不安感はそれほど無いのではといふ感じがする。慣れ、はたまた麻痺か、それに例年のインフルでの死亡者数の方が圧倒的に多いらしい、そのあたりの比較検討はされてゐるのか、インフルでも毎年大勢の人が死んでゐるのだから、普通に健康体であれば、武漢肺炎で死者が出ても大騒ぎするほどのことは無いのかも知れない、騒ぎ過ぎと云ふことはないのだらうか、そのあたりのこと、集まるな、出かけるなばかりでなく、政府はなにか云つてゐるのか。

 晩飯、ジンギスカン、大根サラダ。九州ではジンギスカンは基本的には食べないやうで、畜産環境は整ってゐるのに、マトンやラムなど羊の肉は売つてゐないし、ジンギスカンも焼き肉系の店のメニューにない。我が家は好きだから、時々、北の方から取り寄せる。送料などが高いから、たまにネツトで安売りをするときを狙つて取り寄せる。この地でも、ジンギスカンをやれば流行るのに、と思うが食習慣なんだらうか、早い者勝ちだぞ。


令和 2年11月16日(月)

 昨夜降ったのだらう、路面が濡れてゐて、朝にはそれももう乾きかけていた、暖かい朝を迎えた、それより、昨夜は気温が高くていつもの布団のかけ方だと寝苦しいほどだつた、季節がかなり戻つたやうだ。
 最低気温 12.0℃ (06:59)、最高気温 20.2℃ (13:10)

 定点撮影

 宇宙飛行士の野口聡一さんらが搭乗した米民間宇宙船「クルードラゴン」1号機の打ち上げが成功した、映像を見てゐると、だんだんハリウッド映画のシーンのやうにスマートになつてきてゐる、打ち上げに使つたロケットはちゃんと戻ってくるのだ、素晴らしい、そのうち現実の世界の映像とSF映画と区別がつかなくなるだらう。(写真1写真2

 かねてからシチューなどの煮込みに使う大きな寸胴鍋が欲しいと思っていたが結構するので、どうしたものかと頭をひねっていて、昔、じっちゃいが、ハチミツを採る道具として持つてきてくれたステンレスの容器があるのを思い出した。蜜ロウを煮出すのに使って、倉庫仕舞い込んだままになってゐた、結構ロウなどがこびりついてゐたので、綺麗に洗つてこれを寸胴鍋にすることにした(目的外使用になる、じっちゃいスマン)。家にちょうど良い大きさのフタもあった、ただ、容器の縁に金具が付いてゐて、これが邪魔をして、蓋の周囲にかなりの隙間ができるので、これを取ってしまおうかと、検分したところ、リベットで一箇所留めてあるだけだ、これなら、グラインダーでこのリベットを削つてしまえば取れるなあと思つて、いざ作業に取り掛かろうとしてよく見ると、リベツトと別に金具の四隅がスポット溶接されてゐる、ああ、これだと、この金具はとれないな、うっかりリベツトを削らなくてよかつた、取れないかわりに、目一杯金具を外側に曲げて、少しは隙間が殘るものの、これで良しとしやう、これで、たっぷりのシチユーやポトフができる。カナダのログビルダーの映像にかなり影響されてゐる。

 軽トラックの車検が終わつて戻ってきた、それと、任意保険も更新しておいた、任意保険はネットで契約する任意保険で普通代理店で契約するより、驚くくらい安く契約できる、保証内容が変わるわけでなし、自動車保険はネットに限る。
 
 親戚筋から、横浜中華街の中華食材が沢山送られてきた、冷蔵庫に入りきれないので早速今晩の夕食で食べた。


令和 2年11月15日(日)

 晴れ。今日も気持ちのいい秋空だつた。https://visitaso.com/
    最低気温 2.8℃ (06:16)、最高気温 22.2℃ (14:40)

 久しぶりに太郎たち、テニススクールに出掛けた。

 午前中、十和子さんが散歩で通りかかり寄られて、しばらくレンゲ畑にイスを置いて、(レンゲの花はまだまだずっと先だが)四方山話に花を咲かせた、太陽の温もりが気持ち良かつた。

 裏の畑の竹を燃やした、ここのところ燃やしてゐる竹は孟宗と違つて細いので、細いほうがかえつて燃やしにくい。孟宗のやうに太くて肉厚だと火がつくと、良く燃えるが、細い竹は、一見燃えやすいやうだが、竹の幹(と云ふのはオカシイが)と笹の部分とが隙間が大きすぎて、空間が出来すぎて、笹の葉だけがサツと燃えるだけで、火が全体に回りにくくてすぐに消えてしまふ。夕方までかかつて今日の分は燃やし終わつた、後もう少し残つてゐる。
 
 今日は気温が高かつたので午前中の日向ぼつこのときは然うでも無かつたが、竹燃やし作業のときは、股引を穿いていると暑くて暑くて、脱ぐのが面倒なのでひたすら我慢して作業したが、頭がボーツとするくらいだつた。

 https://www.youtube.com/watch?v=AxM9FYSs8V4
 ハリソン・フォードばりの男が、都市生活を捨てて、カナダだと思ふが、大自然の中でログハウスを建てて生きる記録映像、ナレーションも説明も全く無く、ただ、木を切倒して、ログハウスを作り、ときどき釣りに出かける、それだけの映像が延々と続くのだが、そのログハウス作りも、チェンソーや電動ノコや重機などの現代兵器は全く使わずに、大きなノコとオノとカナヅチと腕力だけで作つていく、それに自然がとにかく素晴らしい、都会生活者と違つて小生、少しはその暮らしがわかつてゐるつもりだが、あまりにも自然のスケールが違いすぎる、いやいや羨ましい、第一部と第二部(と云ふ構成ではないが)、二本続けて5時間くらいの記録、ずつと見てしまつた、まだまだその後があるやうだが、全く飽きない。これはもしかしたら、企画モノかもしれない、今では自撮りも結構できる時代だが、画面がちよつと整いすぎてゐる気もする、たとえ然うであつても構わない、小生の田舎暮らしに参考になることが多くて非常に面白くて興味が尽きない。


令和 2年11月14日(土)

 晴れ。秋晴れの穏やかな好天が続く
    最低気温 5.1℃ (00:35)、最高気温 18.4℃ (14:15)

 今日一日何もしないで、図書館に行つたり、畑に椅子を出してノンビリ日向ぼつこなどをして過ごした。我が家の連中も、週末と云ふとどこかに出かけることが多いが、今日は全員、家に居て、それぞれ自分のことをやつてゐたやうだ。

 小生のメインPC、と云つても、もう古いPCで、とりあえず動いてゐるDELL Vostro420の電源スイッチが壊れて、外からボタンを押してもスイッチが入らない、前面カバーを外して、スイッチボックスを剥き出しにしてボールペンなどの細いもので穴を突つついてやうやく電源が入る有様。オークシヨンでスイツチボツクスを探したが出物が無い、しばらく、この状態で使おう。
 
 現在の小生のPCはWindows10がギリギリ動く程度の最底辺のスペツクであるが、昔はその時々で少しでも早いものをと一生懸命になった時代もあつたが、今は、そんなものは全く欲しいとは思わなくなつた、人間の欲望と云ふもののうちで、歳を取るにつれてだんだん無くなていくもののひとつにPCの性能もあるんだなあと最近思つてゐる。最近のゲームなどは非常に高い性能のCPUが求められるやうだが、小生は然う云つたゲームや高グラフィック機能を必要とする使い方をしないので、それでいいのだらう。

 今晩から、やうやく新米になつた、「姫ごのみ」といふ晩生の品種で、多分まだ一般には出回つてゐない品種だと思ふ。近所の農家がコシヒカリより美味しいと云つて自家用に作つてゐる。それを分けてもらつてゐる。いつだつたかラジオで新米のオカズに何が良いかと云ふテーマで色々話が出ていた。炊きたてのゴハンは何も無くてもそれだけでも美味しいものだが、ラジオではいろいろなオカズが挙がってゐた。小生は、山椒の実で食べたいと思つて、かねてから用意をしたあつたので、早速、他のおかずは一先ず措いておいて、山椒の実で食べた、まあ、新米に対する儀式のやうなものである。(この品種の米は、普通でも水を少なめにしなければならない、さらに新米だ、ちょっと柔らかすぎたなあ、そのことを事前に注意するのを忘れてゐた)(写真1写真2


令和 2年11月13日(金)
  
 晴れ。今日もいい天気だつた。雲海が出ていた
    最低気温 1.1℃ (07:13)、最高気温 21.1℃ (14:53)

 定点撮影 その他(今日も当校時時、霧が出てゐた)

 ここにきて武漢肺炎の感染者が全国的に急増していて第三波などと云われてゐる、阿蘇はあの時以来、落ちついてゐるやうである。

 今月下旬に期限が切れる車検の軽トラックを石田オートに持つて行つた。間の悪いことに、もう一台の軽四輪の車検もその後、すぐに続いてゐる。一台ずつ、一年おきに車検がやつてくればいいのに、最初、そこまで考へてゐなかつた。軽四輪はほとんど乗ることがないから、必要ならレンタカーを借りたはうが遥かに安くつくのだが、レンタカーの場合、「今すぐ」といふわけにいかず、無駄だと分つてゐても持ち続けることになる、タクシーでもはるかに経済的だといふことは分つてゐるが、昔から、タクシーは贅沢品だと思つてゐて、乗る習慣がなかつたので長い人生でタクシーを利用したことは数えるほどである。このあたりの車を卒業したご老人たち、近くのスーパーや病院などにもタクシーをよく利用してゐる。確かに車の維持費よりはタクシーのほうが安いのは分かつてゐるのだが・・・・・

 最近、ネットを見てゐると、紫外線を当てて、数秒で接着する、UV接着剤のCMをよく目にする。欠けたリ割れたりしたいろいろなモノをくつ付けるのに瞬間接着剤をその時々で試してゐるが、満足ゆかない場合が結構ある。それでこのCMに非常に興味があつて、ネットで使用事例などを検索して見てゐたところ、百均で売つている、UVレジンというものが、その紫外線接着剤として代用できると云ふ動画を見つけた、この地のホームセンターにはこのUV接着剤は売つてゐなかつたので、なんだ、百均に行けばあるのかと、訪ねて行つたら、それは手芸品売り場に確かにあつた。紫外線ライトも必要なんだらうと思つて、周囲を探したが、売つてゐない。帰つてからもう一度、調べたら、ここで売つてゐるものは、あくまでアクセサリーなどを作る材料のやうで、UV接着剤そのものでは無かつた、ただ、代用できると云ふだけのやうだ。そこで、結局、このUV接着剤セツトをアマゾンから取り寄せた。いままでこのやうな接着剤は無かつたので画期的な製品だと思ふ、値段も別にこのまか不思議さに比べたらそんなに高いものでもない。

 久しぶりに昼、「阿蘇の風」に蕎麦を食いに行つた、手打ちそばを食べるのも随分久しぶりだ、旨かつた、小生が行くと、必ずオマケが付いていくる、今日は奥さん手作りの肉まんだつた、これがまた美味しかつた、繁盛具合を訊ねたところ、二重峠トンネルが出来て以来、こんなにお客さんが来るのは店を始めて以来初めてで、店のご夫婦、今の忙しさに逆に戸惑うほどだと云つてゐた。57号線復旧とGoToトラベル、GoToEatが大いに効果をあげてゐるやうだ、ここでもPayPayで支払いができた、`

 ハチミツの濾過、少しずつではあるが、進んでゐるやうだ、もし、茶碗にヒビが入ってゐて、ほんの僅かでも漏れると困る。逆に漏れてほしいのにフィルターから落ちる透過量が少ないと困る。同じ量でも、目的によつて感じ方が違ふ、まあ、ものは考えやうだ、漏れてほしくないのに漏れていてそれがだんだんと溜まつていくと考へればいいのだ。
 
 毎日何を食べようか、自分が食べたいものがあるときはスンナリ決まるが、さうで無いときは、献立を考えるのに苦労する、子供たちに、おい、なにか食べたいものあるか?と訊くと、それが大体食事が終わつて翌日の献立を考へる時に訊くことが多ひので、そんな時は、今お腹いついで、すぐには思いつかないと抜かす、まあ尤であるが。今夜はオデンが食べたいと云つていた。そうか、オデンかそれもいいね、と、今晩はオデンにした。全部の材料を一から仕込むのも面倒なので、メインはレトルトで売つてゐるオデンセットにして、それにいくつかそれには入つてゐないオデン種を買つてきて別に作つて、一緒にして出した。太郎に、あまりたくさんあつても余るだろうと云つたら沢山食べるけん、沢山作つてくれろと云ふので沢山作つた。今日は暖かくてオデン日和では無かつたが。


令和 2年11月12日(木)

 晴れ。
    最低気温 1.6℃ (07:42)、最高気温 17.4℃ (15:00)

 定点撮影
 登校時間帯に霧が出て、五里霧中、姿は全く見えないのに、1キロほど向こうの田の道を下ってくる子供たちの元気な声が伝わつてきた、それだけここは静かなところである。
 
 新米を分けてもらつて精米に行つた、今年の新米が口に入るのは明日以降だらう。(1/9袋)我が家の今年の消費予定は9袋である。
 
 米をもらいに行った時に、突然村のサイレンが鳴つて、宮地の柿の木で住宅火災発生、消防団は出動せよと云ふ放送、見ると我が家から田んぼを隔てて一直線の向こう、2キロくらいあると思うが我が家までバリバリという音が聞こえてきた。
 
 我が家の連中が夜帰ってきてニュースを探して見ていたが、納屋や車庫が燃えただけだつたさうだ、ここから見てゐると真っ黒な煙が勢いよく昇つてゐたので大きな火事かなと思つてゐた。折しも今は秋の火災予防運動中である。(写真1写真2写真3

 午前中、蜜蝋取りの作業をした。ハチミツを採つた後の巣から今度は蜜蝋を作る。この蜜蝋は、丁寧に精製すると、化粧品にも使われる高級なロウが採れるのである。小生はそこまで丁寧には作らないが、来春、新しいハチウトを作つた時に、重箱に塗つて、ハチが入りやすくするために使うのである。
 
 潰した巣を水を入れて茹でて、そこから出てくるロウを取るのである。昔、勘違いして、ロウが溶け込んだ湯のはうを捨てて、捨てるカスを大事に取つた失敗もある。
 
 茹でて出てきたロウは、湯が冷めると、鍋の表面に浮かんで固まる、それを集めるのである、この作業をニ三度行うと綺麗なロウが取れるのである。今日は第一段階までやつて終わつた。
 
 それから第一回目の採蜜で採つた蜜が白濁してゐるのでなんとか綺麗にしたくて、今日は、天ぷら油を漉す道具を使つて、試してゐる。紙で出来た濾紙でなくて、活性炭を使つたフィルターで漉す方法をやつてみてゐるが、これがなかなかうまく行きそうにない、ハチミツも天ぷら油も見た目、同じやうだので、うまくいくかなと思つてやつて見たのだが、一日かけて5ミリくらいしか、落ちてゐない。それでも、一月くらいかけたら、濾せそうだらうか。一日5ミリが同じペースで続けば良いが、目詰まりをしたら、そのうち全く落ちないかもしれない、まあ、気長にやつてみやう。
 
 昼、冷や飯が余ってゐなかつたので、炊くのも面倒なので、お好み焼きを焼いて食べた。食うことにかけては我ながらマメである。
 晩飯、メンチカツ(但し、冷凍ものレンチン)


令和 2年11月11日(水)

 晴れ、穏やかな秋空が広がつた
    最低気温 1.0℃ (04:17)、最高気温 14.7℃ (13:58)

 定点撮影   その他(真っ白に霜が降りていた)
 こどもたちの見守り、今朝はそんなことは無かつたが、先日、耳が寒かつたので、耳あての付いた防寒帽子をかぶつて出動した。

 家族がそれぞれの持場に出かけたあと、昨日のつゞき、薪材の積み込みに行つた、今日は都合三往復して、終わつたときは午を過ぎてゐた。今日はそれだけで疲れてしまつた。
写真1(ピンぼけ)、写真2

 アゼリアは総合設備点中につき本日の太郎の水泳教室も休み、休みでも水曜日はカレーの日。


令和 2年11月10日(火)
 
 晴れ。朝早い時分、田も畑も霜で真っ白になつていた
    最低気温 1.0℃ (07:04)、最高気温 14.3℃ (13:43)
 
 定点撮影、  錦繍、我が家の周辺も秋真つ盛り、そろそろそれも終わりに向かいつつある。
 
 ほぼ午前中いつぱいかかつて144と430のアンテナを上げた。9月の台風10号の時に下ろすまでは、何時の頃からかこれも台風対策で本来あるマストの長さよりかなり短くして使つてゐた、今回は最初のころのやうにポールの長さいつぱいあげたので地上高が2mくらい高くなつた。この2mの違いは馬鹿にならない、電界強度が結構変わつて、以前熊本市内との交信でSが三つくらい違つていた。だからと云つて、遠くとやらうということでは無いが、どうせなら聞こえないよりは聞こえたはうが良い。
 
 上村さんから電話をもらつて薪材をもらいに行つた、場所は坂梨保有園の裏手のアゼリアに抜ける道の途中にある石村輝治さんの雑木林で、エノキが倒してあつた。今日は一台分だけ運んで明日以降もう一回運ぶ予定である。
 
 amazonからのメール、これは騙されるなあ、最近は本当に狡猾になつてきた、分かつていたが敢えてこのメールの指示に従うと、次のステップで、警告が出るので、ここで騙さるのは防げるだらうが。
 
 晩飯。キジ焼き丼、アサリ味噌汁。太郎はアサリの味噌汁が一番好きなんださうだ。
 
 
令和 2年11月 9日(月)
 
 晴れ。
    最低気温 4.1℃ (06:58)、最高気温 15.1℃ (12:54)

 定点撮影。 その他(だんだん日の出が遅くなってきてをり、子どもたちの見守りに出動するころようやく太陽が外輪の上に顔を出す季節になった)
 
 臨時休校が終わつて今日からまた太郎の小学校が始まった。学校での希望者のPCR検査は全員陰性だつたさうだ、太郎はその必要も無いだらうと受けなかつた。

 何ヶ月前だつただらう、どでかい台風が来るぞと云ふことで、用心のために無線のアンテナを降ろして、あまりこのバンドは使わないからまあいいかとずっと上げなかつたが、やはりローカル用にあつた方がいいので、また上げることにして、下準備をした。
 
 マストを留めてあったUボルトのネジが錆びてまわなくなっていたので、在庫の部品のなかを探して、交換して、今日はここまでにした。上がっているときはそんなに大きく感じないが、UV帯のアンテナでもちょっとエレメントがあると結構大きくて、足場が悪いので上げるのがちょっと大変である。
 
 アンテナはCOMETの144/430MHz デュアルバンド八木、ちょっと調べたいことがあつたので検索したら、もう生産完了品になつていた。144が5エレで430が10エレのビームアンテナはもうどこでも作つてゐないやうだ。
 
 型番をみると、CYA25711とある、CはコメットのCだらう、YAは八木だな、それで25が2mバンドの5エレで、711が70cmバンドの11エレ・・・え?11?改めて数えたら430は確かに11エレだつた、ずっと10エレとばかり思つていた。
 
 ハチミツの最終処理をした。我が家のハチミツは他のところのハチミツより色が濃ゆい、琥珀色である、一般的には黄色っぽいがどうしてだろう、透明だが琥珀色である、、セイヨウミツバチはその群が集める蜜は一種類の花だけであるが、ニホンミツバチはあらゆる花の蜜を集める、ここのハチが集める花の蜜が他地域の花の蜜と種類が違うのだらうか。

 今年は結構採れたと思ふが、関係各位に届けるほどの量は無いなあ、現在二群が来年は四群になるだらう、そうすると沢山の蜜が採れるなあ、となんとかの皮算用である。一回目に採った蜜が白く濁っていて、味は変わらないのだが、これがちゃんと濾せるとなんとかなるのだが。
 
 今日も容器についた蜜を舐めにスズメバチが何匹も飛んできた、捕まえてはホイホの上に乗せておいた。網に捕らえて、少し弱らせてピンセットで摘んで乗せるんだが、なかなか強靭で、かなりダメージを与えてゐても、ぱっと飛んで逃げ出す、スズメバチは我が自衛隊と同じで「専守防衛」、自分の巣を守るときは果敢に攻撃してくるが、そうでない場合は非常に臆病で、網の隙間から逃げ出しても決して攻撃はして来ずに、一目散で逃げる、然ういふ点ではハエと同じである。

 年に一度の浄化槽の汲み取りがあった。浄化槽は平時は槽内で家庭から出る汚水を無害化して外に流してゐるが、水以外で溶けずに槽内に沈殿するものを年に一度バキュームカーで吸い取りに来る、多分トイレの水洗から流れ込んだホヤホヤのウンチでなくて、最終処理段階での沈殿物を吸い取るのだらう、だから溜め込み式の便所のバキュームなどと違って臭わないので、きれいなものだ、へえ、そんなものなのかといつも眺めてゐる。

 晩飯、小生が食べたくて酢豚を作った。



令和 2年11月 8日(日)

 晴れ、少し風があった。
   最低気温 11.2℃ (但し18:17現在)、最高気温 16.2℃ (13:29)

 阿蘇市の武漢肺炎病院クラスタは一応収まつてゐるやうだ、入院患者間での感染拡大は院内で抑えることができるが、職員になると、外部接触がある、家に帰ると家族がゐるので、それが心配されるところだが、今の所、その後の職員の感染が無いやうなだが病院関係者の緊張不安は如何ばかりかと察する、職員は帰宅しないで病院に泊まり込みなんだらうか、もし然うなら大変だなあ。

 毎週日曜日は太郎はテニススクールの日だが、武漢肺炎感染拡大の予防のために先週、今週と自粛していゐる。
 
 日中、畑に椅子を置いて、ハチの出入りを眺めながら、本を読んでゐたが、気温は低くなかったが風があって、腰周りが冷や冷やしてあまり心地は良くなかった。

 夕方プールへ、@1,000m×1本。
 アゼリアは明日から一週間(詳しくは8日間)、総合設備点検と称して休館になる。「称して」と書くのは、いつも設備点検後に結構故障が起きてゐるので、一体どこを点検しているのかと言いたくなるからである、今回も、浴場の水栓が一列、もう長い間ほとんど故障状態にあって、火傷しそうなほどの熱湯が漏れてをり、それをだましだまし使ってゐるが、市の予算不足だとかでずっと放置されてゐる、この故障がこの点検期間に修理されるだらうか、多分されないだらうと小生は悲観的に予想してゐる。

 イケアという店が日本の各地にある、おぼろげながら家具屋だと云ふことは知つてゐたが、家具を買うことなどもう100%無い暮らしだから我が家では無縁だつた、海外の企業だとは知らなかつた、イケヤはなんとなく日本語的な響きのある言葉だから、「池谷」あたりかなと思つていた。カメラのキヤノンは元は「観音」からきたと聞く、そんな類かと思つていたが、イケアは海外フランドだつた。
 蛇足になる(尤も全部蛇足ではあるが)、カメラの「キヤノン」はキャノンと書かずに、正しくはヤは大きなヤで書くさうだ(云われてみたら確かにそのとおりだ)。ところで和文モールスには小さな「ャ」は無い、「ャ」だけでなくて拗音と云われるがヤ・ユ・ヨの小文字、「ャ」「ュ」「ョ」などは全部大きな文字しか符号は無い。「促音」と云はれる小さな「ッ」も無い、だから、拗音・促音を使う言葉のときは分かりにくい。不便だから、拗音促音に半濁点の「・・ーー・」でも付けたら、と云ふ考え方もあるが、長年の伝統なんだらう、今でも拗音促音は和文モールスには無い。和文モールスが生れた明治期の日本語は拗音促音は無かったのだらう。

 歌舞伎十八番の「外郎売」に、「・・・・お茶立ちょ 茶立ちょ ちゃっと立ちょ 茶立ちよ 青竹 茶筅で お茶ちゃっと 立ちゃ・・」と云ふ早口言葉があるが、これなんか、「・・・・オチヤタチヨ チヤタチヨ チヤツトタチヨ チャタチヨ アオダケ チヤセンデ オチヤチヤツト タチヤ・・」になる、ちよつと取れないなあ。

 アメリカ大統領選挙、どうやらバイデンに決まつたやうだ、左がかつたメデイアの事前報道なんか全く信用していゐなかつたから、小生は最終的にはトランプが再選されるのではと密に思つてゐた、事実、事前予想と違つて大接戦だつた。
 
 誰が良いかなんかは、自分の国の場合でも、基本は好き嫌いで決まるもので、詳しく思想信条政策なんか本当に知って投票してゐる人なんかほとんどゐない、それが一票一票なのだ、そしてその投票行動は大体、バカテレビ、バカ新聞などのメデイアの報道姿勢に大きな影響を受ける。さういう点ではバイデンが、トランプが日本にとつてどちらが都合がいい大統領なのかなど分からないが、強いて云えば民主党より共和党のほうがいい(これだつて日本の政治からくるイメージが元になつてゐるのだと思ふが)、大体マスコミなどの主張の逆張りの方が正しいことが多い、それにトランプはどこか憎めないところがある、だからトランプを支持してゐたのだが、アメリカはそして世界は今後どう変わるのだらうか、多分そんなに大きくは変わらないのだらう。


令和 2年11月 7日(土)

 昨夜は予報のやうな思つたほどの雨にはならなかつたやうだ、鹿児島方面が雨が多くて、雨域はそのまま東に移動していつたのだらう。そして今日はこのまま天気になると思つてゐたら、いつのまにかまた雨になってシトシトと降り続いて昨日と同じやうな雲の動きになつてゐる、今日の予報はそうだつたか?
     最低気温 15.2℃ (03:13)、最高気温 21.4℃ (13:35)

 午前中、我が家の三人組はインフルの予防接種に行つてきた。こどもたちは古閑医院で、カミさんは何かの都合でかかりつけが別になつてをり、松見さんである、だから三人はハシゴをして接種を受けてきた。

 年寄りは今年は武漢肺炎との兼ね合いもあつてお上から早く打てというご達しがあつたので小生は早々と解禁日の10月1日に打つてきたが、年寄でないものは最近になつて接種が解禁されたやうだ、でも、今年は武漢肺炎で皆んな用心してゐるのでインフルはそれほど流行ることもないのではと内心思つてゐる。

 図書館で本を借りてきた、今野敏「帝都争乱」(写真1写真2)、この本は明治期の「警察小説」である。大分前に出版された「サーベル警視庁」(写真1写真2)の続編にあたる(と云つても話自体が続いてゐるわけではなさそうだ)。この時代に活躍したよく識られてゐる歴史上の人物たちが登場するので面白い。最近この続巻が出たことで前編があるのを知り、それをまず読み終わつて今日その続巻を借りてきた。なんとなくこの本、今後もシリーズ化されさうな気がする。このシリーズに登場する、藤田五郎は新選組の組長だつた斎藤一で、実際に「瓦解」後、警視庁の警察官になつてゐる、そして西南戦争時、政府軍警視隊として九州に来てゐる。戦後、今の御茶ノ水女子大の前身の東京女子高等師範学校の庶務係にゐた、この小説はその頃の話である。日露戦争の頃である、フイクシヨンでも筋のある小説なんか歴史の流れを知るのに大いに役に立つ。「明治維新」のことを当時の東京の人は徳川幕府や江戸文化が瓦解したという気持ちを込めて「瓦解」と云つたそうだ、たしかに云われてみれば然うだな。


令和 2年11月 6日(金)

 今朝は寒さは緩んだ。阿蘇谷の夜明け
    最低気温 7.9℃ (00:00)、最高気温 21.8℃ (14:23)

 今朝は5時の目覚ましが鳴るまで寝ていた、夜中に一度も目が覚めなかつた、ここのところ竹を燃やす作業で運動量が非常に多くて体がそれだけ疲れてゐたのだらう、数ケ月前まで70キロを超えてゐた体重、意識して食べすぎないようにすることで65キロまで落として、その後、無理をせずにずつとほぼ65キロに近い体重が続いたゐたが、昨夕、風呂に行つて体重計に乗つたところ、65キロを割り込んで64キロ台示してゐた、意識的にはここのところ少し食べ過ぎかなと思つてゐたのでそれだけ運動をしてゐた証だらうか、今週はずっとプールに行くヒマも無かつたが、それ以上の運動をしたのだ。

 今日は天気が崩れると云ふ予報だったので、竹の焼却作業をしなかつたので、昼にプールに行った、@1,000m×1本。実際には雨は日が暮れてからだつたので、別に作業を休む必要も無かったのだが。

 ハチミツの絞りカス(巣)は、この後、蜜蝋を取り出す作業に移る。絞ったハチミツの最終工程の「漉し」がまだである。
 容器に残ったハチミツを求めてミツバチが飛んでくる、ベランダは結構たくさんハチが舞っている、慣れないと、ハチだ!と大騒ぎになるところだらうが我が家ではミツバチの習性がだいたいわかってゐるので別に騒ぐこともない、ミツバチに混ざってスズメバチも頻繁に飛んでくる、先日の低温でもう居なくなったかと思っていたが、まだまだ元気に飛び回っている、今日、ちょっと気がついただけで5匹捕らまえてホイホイの上に乗せておいた。
 
 晩飯、オムライス


令和 2年11月 5日(木)

 晴れ。今日は我が家の観測装置も氷点下を記録した。予報と寸分違わず、氷点下1℃丁度だつた。ただ、氷は張つてゐなかつたやうだ。夕焼けが出てゐたが明日は天気が下り坂とのこと。
    最低気温 -1.0℃ (06:23)、最高気温 20.2℃ (13:40)

 10時ころだつたか、外で作業をしてゐる時にシエイクアウト訓練のJアラートが鳴つたが無視、理由は例年同じことを日記に書いてゐる。
 シエイクアウトより、11月5日は「津波防災の日」だぞ、江戸時代(1854年)に中部地方から九州地方の太平洋沿岸に大きな津波被害をもたらし、「稲むらの火」のモデルにもなつた安政南海地震の発生した日に因んで設けられたのだぞ、それに、世界もこれに合わせて「世界津波の日」にもなつてゐるのだぞ、なにもアメリカに傚う必要など無い、シエイクアウトなんかする必要は無い、日本のやりかたでやれ。
 
 アブラムシの大量発生、雪国では雪虫と云ふ、今日辺りがピークだらうか、毎年これには閉口する。

 今日も竹を燃やして、ハチミツ絞りをやつて、ヘトヘトになつた。包丁での切れ目の入れ方が浅くて思つたほどの垂れ蜜は溜まつてゐなかった。垂れ蜜を採つた後のまだ蜜が沢山詰まつていゐる巣を、新兵器のハチミツ絞り器で絞つた、まだざつとだがきれいな蜜が採れていると思ふ、もういちど漉したほうが良いと思ふ。

 冬場は気温が低いのでハチミツが流れにくい、蜜蝋などが融ける温度は50℃とか60℃くらいだつたらうか、蜜がサラサラ流れやすいようにそれより低い温風でもあてて少し流れやすくしないと作業が非常にやりにくい。

 ハチミツを受けたり溜めたりするためにいろいろな容器が要る、またちよとしたことですぐに手が蜜でベタベタになる、このあたりの手順なりをもう少し工夫しないと駄目だ。

 晩飯、ご近所からダイコンを頂戴したので豚ダイコンを作つた。(写真1写真2
令和 2年11月 4日(水)

 穏やかに晴れ上がる、その分、今朝は冷え込んだ。予報どおりだつた、ほとんどピシヤリに予報する今の観測技術はスゴイ、何と何と何のデータから計算するのだらうか。明日の予報は氷点下だ。(阿蘇乙姫のアメダスポイントでは今朝もほんの少しだが氷点下だつたやうだ)
     最低気温 0.8℃ (07:00)、最高気温 15.2℃ (14:07)

 家の中から見ると畑が霜で真つ白になつていた。車のウインドウはもちろんガチガチだつたらうが、薄氷が張るほどでもなかツたらう、小生は今週は子供の見守りが無くなつたので、早朝家を出ることもなかつた。

 太郎の小学校、急遽、今日から今週いつぱい臨時休校になつた、学校内で武漢肺炎の感染が確認されたわけでは無いが、周辺状況から判断されたやうだ、希望者には公費でPCR検査もすると云ふことで、太郎、どうしやうかと思つたが、今回は特に検査をする必要も無いと判断して希望を訊かれたが辞退した、受けたら感染しないというのであれば別だが、検査はあくまで検査でしか無い。

 臨時休校ともなるといろいろな行事が中止になる、修学旅行どころではなくなるところ、幸いにも先日、6年生の修学旅行が無事に終わつたばかりだつた、本当にヨカッタ、親元を離れてクラスのみんなと泊りがけの旅行に行く、子どもたちにとつて学校生活で最高の楽しみのひとつだ。

 主に午前中を中心に、裏の竹を今日も少し燃やした。(写真1写真2写真3
 
 午後からハチウト2号基の採蜜をした。前回の段取りの悪さを反省して、前回よりもスマートにやったつもりだが、それでもまだまだ不手際があった。
 
 今年の巣だから、ハチミツもきれいな色をしていた、今回は第一段階で垂れ蜜だけをひと晩かけて採って、明日、垂れ蜜を採ったあとの巣を絞ることにしやう。このウトにもスムシは見当たらなかつた。
 (写真1写真2写真3写真4写真5写真6写真7写真8
 
 今回、採蜜して感じたことは、ひとつひとつの重箱ユニット、もう少し深く作ったはうがいいと思ふ、今の重箱の高さ、どのくらいだらう、ちょっと浅すぎる、二段取つて採蜜すると採り過ぎのやうで、一段だと少し足りないと思ふ。

 学校が臨時休校をしている時に、事情が事情なので水泳教室もやはり見合わせるべきだらうと今日の練習日は休ませた。風呂に行った時に受付で訊いた所、いつも迎えの車に乗るメンバーほぼ全員が今日は休んださうだ、考えることは皆同じなんだなあ。

 水泳教室休みでも水曜日はカレーの日だ。


令和 2年11月 3日(火) 文化の日

 文化の日、改めて考へてみるとなんとも不思議な命名だ。

 曇り。明朝は1℃まで下がるらしい。
    最低気温 8.1℃ (06:40)、最高気温 15.2℃ (14:31)

 読書をして過ごす。


令和 2年11月 2日(月)

 ずっと天気が良かったのに、昨日あたりから雨空になって今日などほとんど終日本格的に雨が降っていた、もともとそんな天気予報だつたのだらうか。
    最低気温 13.7℃ (但し19:16時点、なお降下中)、最高気温 16.2℃ (12:05)

 定点撮影
 
 武漢肺炎にかかる今回の阿蘇市の病院の院内感染クラスター、やはり感染者の数が増えてをり、当然、その家族にも影響が出始めてゐるやうである。

 横澤さん、いや横澤画伯御入来、大変寒さにお弱いそうで近々また東京に拠点を移されるとのこと、その前に、氏も出展された9月に開催された東方美術協会企画展の図録などを携えて仁義を切りにおいでになつた。(写真1写真2
 展覧会の様子などはyoutubeに公開されてゐる。https://youtu.be/T74SSwKZUGU

 土曜日に電子申請をしたアマチュア無線局(固定局)再免許申請の受付完了の連絡が入ったので、すぐに申請手数用をゆうちょのPay-easyにて納付、手数料1,950円也。これにて一件落着。(写真1写真2

 昼飯に、早速ランプフィッシュキャビアを食べてみた、ウチの連中はちょっと変わったものは食べないと思うので小生一人の時に食べることにした。それで、感想だが、どうもよくワカラン、本物のキャビアと味はほとんど変わらないと云ふことだが、小生にはその旨さが分からない、珍味だと云ってもてはやされるほどの味は伝わってこない、西欧の連中は日本人に比べて味覚はそんなに繊細ではないので、云ふほどのことでもないのかもしれない、本物を食べなければ分からないものなのかもしれない。

 晩飯、トンカツとポテトサラダを作った、やっぱりトンカツはウマいなあ。今日は毎日何を作らうかと悩むが、基本は小生が食べたいものを作るのだから、これは考えやうによつては最高である。


令和 2年11月 1日(日)

 あともう二ケ月もすると「お正月」か。

 今朝は珍しく、夜中に一度も目が覚めずに5時の目覚ましが鳴るまで寢た。目覚ましの5時セットは特に理由があるわけではない、ただなんとなく5時にセットしてある、毎日それよりうんと早く目が覚めてゐるので意味は無いのだが、ただなんとなく5時にセットしてあるのだ、もしかしたら、永遠に目が覚めないとイケナイと思つてフェイルセーフ的意味で然うしてあるのかもしれない、階下の家族は6時に目覚ましが鳴るやうだ。

 曇り、午後、珍しくほんのパラッと雨が降ったから、え?今日の予報、降るって言つてたかと思っていたら、その後も降り続いて夕方風呂から帰るときは雨が車に当たる音がするほど降ってゐた。
      最低気温 7.6℃ (03:58)、最高気温 20.3℃ (11:21)

 ショーン・コネリーが亡くなつたさうだ。そうか、亡くなつたんだなあ。昔、ジェームス・ボンドのイメージが強すぎて、と思つていたが、見事にそのイメージから抜け出ることが出来て活躍を続けていた、90歳だったんだなあ、ある種、感慨を覚える。ショーンコネリーはその枠には入らないかもしれないが、「往年」のハリウッドスターたちが懐かしい。小生はジョン・ウェインが好きだった。
 太郎と母親は早朝、週例のテニススクールにでかけた、夏子は今日も模試があるさうで、いつも母親の車に便乗するのがあたりまえになつていて、今朝は母親が出掛けた後なので、お父さん送って!と言つてきたので、自転車車で行け、と云つたところ長期間乗っていなかつたので掃除が大変な様子だつたので、仕方なく徃きだけ送った。夏子は昨日も模試だつた。本来は二日に分けて行ふ模試を今までは時間をかけて一日で終わらせてゐたが、入試本番が二日かかりでやるので、今回は本番に則して昨日と今日との二日に分けてやうたのださうだ。然うか、あともう僅かで本番がやつてくるのだ。
 
 今日はみんながでかけたあと、裏で先日切つた竹を燃やした。まだ焚き火を楽しむほどの気候にはなつておらず、上半身、半袖シャツ一枚になつて燃やした。この一角は綺麗になつた
 
 我が家の紅葉もあっと云ふ間に赤くなつてゐた

 世界三大珍味、フオアグラ、トリユフ、そしてキヤビアだつたな。小生はどれも食べたことがない、でも、多分、結婚式の披露宴だとか、なにかのレセプシヨンなんかで多分ちよこつと出て食べたことはあるとは思うが、これがそうだという自覚は全く無い。

 先日「武内陶子のごごカフエ」だつたかもしれない、ラジオを聴いていたら、海外にいる日本人がキヤビアが高いのでこちらではランプフイツシユの卵をキャビア代わりに皆さん普通に食べていて味はキャビアと変わりませんよ、それにとにかく安いですよ、と言つていたので、ネットで調べてみたら、確かに安い、そこで、ものは試しと取り寄せてみた、ドイツ産のランプフイシユキヤビアの卵の塩漬け 50gの瓶詰め3本セツト送料無料で1,948円也。なんとなく蓋を開けるのが勇気がいる、しばらく眺めていやう。

 手で絞り切れなかつた、ハチの巣、新兵器で絞つてみたが、手でほとんど絞りきつていたとみえて、もうミツは採れなかつた。これで一号基の採蜜がなんとなく終わつた。なんだか今回は非常に段取り、要領が悪かった。

 それに、今回は去年秋口に逃亡ハチの群れが我が家に来て巣を作り始めたので時期的に去年は全く採蜜をすることは出来なかた、そのまま年を越して、今年採蜜をして一番上の重箱だけの採蜜をしたので、溜まつていたミツは多分去年溜めたミツがほとんどだったのだろうと思う、ハチミツは二年ものと当年ものとは、色が違うさうで、二年ものは当年ものに比べて、黒ぽい。味は全くハチミツであるが、話に聞くと二年ものの方が濃厚な味がすると云ふ、確かにさうである、糖度もそれだけ高いのかなと思つて糖度計で測つてみたところ、いい加減な測定だが78%くらいで、これは決して高くない糖度だ。

 重箱式で、いや丸ウト時代も含めて、これだけハチミツが採れたのは初めてである、残るニ号基は今年分蜂したハチ群だから、当然、採れるはずのハチミツも当年ものだ、さてこの採蜜がどうなるだらうか。

 夕方プールへ、@1,000m×1本


 

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