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平成29丁酉(2017)年 9月の記録(新しい日付けの順)

平成29年 9月30日(土)

 予報ほどの放射冷却は無かったが、それでも今日も一日素晴らしい秋空が広がった。
      最低気温 11.8℃ (04:51)、最高気温 24.3℃ (14:28)

  ボンにフィラリア予防薬をやった、フィラリアという寄生虫を媒介する蚊が活動する夏場の五ヶ月間限定の薬で、これで今年は最後である。

 今の稲刈りはコンバインで稲を刈り取りながら籾とワラとに自動的に分けていく、昔と比べたらその大変さは月とスッポン。そしてコンバインの籾がいっぱいになったら軽トラックにベルトコンベアで積み替えてライスセンター(あるいは自前の籾摺り機、乾燥機)まで運ぶだけ。
 
 籾を取った後のワラは後から田に直接すき込むために細かく切り刻んで刈り取ったはしから田に落としていく方法と、家畜の飼料(ロールベール)を作るために、短く切らないで籾を取っただけでそのまま田に落としていく方法がある。中にはロールを作らずに三角様のワラボッチ(ここでは何と言ったろう、小積みの一種だろう)を作って田に並べて置いてこれも飼料にするのだろうか、乾燥させる方法もある。
 
 長いまま田に落としていったワラは自然乾燥させて、さらにそのあと機械でぐるぐる「起毛」して乾燥させてからロールベールを作る。先般の弱い台風で隣の田に倒れた我が家の鯉のぼりの支柱、そろそろそのロールベールを作る作業が始まりそうなので、今日始末した。
 
 もう枯れて腐っているので小生一人で引っ張りあげられると思ったが、そこは腐ってもタイ、いや鯉、いや鯉のぼりの支柱、ちょっとしか動かない。さてどうしようか、軽トラッククレーンで引っ張るか、でもセッティングが大変だ、ということでチェンソーで三枚に下ろして、我が家の敷地内に引っ張り上げておいた。(写真1写真2
 
 ついでに家周りを回ってみたが、草が生い茂っていてしかも蔓性の草だとかいろいろ縱にはびこっているので進むのに難儀してそれだけでドッと疲れてしまった、これはチョットまずいな、アメリカだったら隣から訴訟を起こされる、明日にでもまた少し刈るとするか。いやいや今日も労働した、これにて本日の労働は終わり。
 
 ド・ソ・ド・ミの「ミ」までは無理をしなくても大体出るようになってきているが、その上の「ソ」、の音までがなかなか出ない(最低ここまで出ないとな)、ネットを検索すると、高い音の出し方、色々な意見や指導方法がでている、ベルを上げるだとか下げるだとか、上唇のプレスを強くするとか弱くするとか、どれも正しいのかもしれないし、もし指導を受けるとしたら、その先生によってそれぞれ違うかもしれない。口の形、唇の厚い薄いの違い、歯の生え方、骨格でいろいろあってどれも正しいのかもしれない。そんな考えのなかに、音の高低を変えるたびにそんなことをするのは間違いだという考えもある。少なくとも小生が出そうとしているレベルの音階くらいでは小生はどうもそのほうが正しいように思っているので、唇のプレスを強くすれば確かに出なかった音が出るが、それはしないように、しばらくは、気長に基本は変えずに同じ奏法で唇の位置を変えずにアンブシュアとアパチュア(唇の先で作る穴)の変化で音が出るまで頑張ろうと思っている、多分これが王道だろうと思う、そのうちに口周りの筋肉も鍛えられて自然に体が反応して出るようになるだろうと信じている、まだ始めて一月も経っていないのだから、ジジイがそんなに簡単にできたら成長著しい若者の立場がなくなるだろう。

 こどもたちは夕方母親に連れられて「これ」に出かけた。以前は夜市と言っていたと思ったが(いつからだろう)名称が変わったようだ、小生は人混みはもうゴメンで、留守番をした。カミさんは中学校のPTAで行う役員パトロールが主任務のようだ。

 ひとりで晩飯。最近良く作る一口ステーキとタマネギ、エリンギ、インゲンのオリーブオイル炒め。サトイモの衣かつぎ、サトイモの素揚げ(衣かつぎを作るついでに作ってみた)。衣かつぎ用に茹でたサトイモの皮を剥いて、片栗粉をまぶして油で揚げた、到来物のサツマイモで子どもたち用に大学芋を作ったついでだ。


平成29年 9月29日(金)

 快晴。今朝は放射冷却で一気に9℃近くまで気温が下がった。半袖Tシャツでは登校見守りは寒いかなと思ったが、風もなく温かい日差しで気持ちのいい朝だった。放射冷却による冷え込みはいつも本当に気持ちがいい。
    最低気温 9.1℃ (05:45)、最高気温 22.7℃ (14:31)

 本日の登校風景 写真1写真2写真3写真4

 内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)から11月12日に打ち上げを予定されていたイプシロンロケット3号機の打ち上げが電気系統のトラブルが見つかったとかで時期未定に延期された。
 
 皆が出かけたあと、昨日の日記に馬場八幡秋祭りの写真のアップ作業した、それで午前中が終わった。こんなに素晴らし秋空、絶好の草刈り日和ではないかと思ったが、写真の整理で今日の仕事は終わりにした、あわてなくても草が逃げるわけでもなし。

 なかなか上のソが出ない、もう少しで出そうなんだがなあ。

 晩飯。豚肉のムニエル、タマネギ、エリンギ、インゲンのソテー。コールスローにカニ缶とホタテ缶を入れる。ポタージュスープ


平成29年 9月28日(木)馬場八幡宮秋季例大祭

 曇りのち晴れ。
     最低気温 15.3℃ (19:11)、最高気温 22.6℃ (15:12)

 本日の登校風景。馬場八幡の祭礼に参加のため予め体操服姿で登校(写真1写真2写真3写真4写真5

 今日は馬場八幡宮の秋季例大祭である。天気の回復が少し遅れていて、午前中ずっと今にも降りそうでしかも気温が低めで少し風もあり、なんとなく肌寒さを覚えるほどであった。奉納演舞をする坂梨保育園のこどもたちも体操服姿だったので待機時間中、寒い寒いと言うほどであった。
 
 今年は旧坂梨校区の小学生たちが平日なので特別に一二時間だけ授業をして、(あとは早退だろうか、課外活動という形だろうか、で)遅れて祭礼に参加をした関係で、祭事の運びがその分ずれ込んで神幸行列が一時間ほど遅れて出発した。

 そういった時間の制約があるために、小学生による郷土芸能の虎舞も今年は行われなかった、また、平日開催の影響は見物参拝客の数にも影響して、今年の人では極端に少なかった。

 太郎が属する四分団のつばめ子供会は平日ということもあって男手が足りずに、いつもであれば、全く別行動で写真を撮りに走り回っていた小生も今年は少しは手伝わなければと、写真を撮りながら行列に付き添った(と言っても形ばかりでほとんど写真ばかりを撮っていた^^;)

 朝のうち心配された天気も回復して秋空に笛太鼓が響き渡っていた。

 神幸行列が元坂梨小学校のところまで差し掛かると、そこから坂梨保育園のこどもたちの神輿も参加して、御仮屋の坂梨公民館まで行列に加わって元気よく歩いた。例年少しの距離ながら暑さにバテるところ、今年はちょうどいい気候で子どもたちも元気に歩き通した。

 坂梨公民館で、神様も、祭り参加者も昼食休憩を取って、午後の行列が再開されたが、各地区の山車神輿はそれぞれ別行動で各地区の順路に従って町内を回ったが、神幸行列と馬場の神輿とつばめ子供会の神輿は稲刈りの終わった田、まだ稲刈り前の田の中を通って馬場八幡まで還御した。

 馬場八幡ではそのあと、少し日が陰りはじめ境内に神官の発する警蹕が響くなか、御神体の神輿から神殿へ遷座式が行われて、当日祭は滞りなく終了した。並行して、土俵では子どもたちの花相撲が行われて「賞金」をかけて元気のいい掛け声が響き渡っていた。

 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 1/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 2/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 3/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 4/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 5/19)


 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 6/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 7/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 8/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 ( 9/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (10/19)

 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (11/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (12/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (13/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (14/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (15/19)

 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (16/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (17/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (18/19)
 馬場八幡宮 秋季例大祭 連続写真 (19/19)

 一日歩き詰めで太郎も小生も疲れたので晩飯は簡単にカツ丼だけ作って食べさせて、太郎を早々に寝かせつけた。
 カミさんも夏子も今日は「平時」、それぞれの普段の行動を取って祭りとは無縁の一日だった。

 今日衆議院が解散された、一日中外にいたので解散の様子をリアルタイムで観ることはできなかったが、とにかく粛々と粛々と、だな。
 民進党が希望の党に合流するとかしないとか、政治理念など関係なし、とにかくなりふり構わず「当選したい」のただ一心、議員という商売はよほど旨味のある商売なのだろう、もし、希望の党が合流を認めるとなると、もう、めちゃくちゃだ、またミソもクソも「一緒くた」の名前が違う党が出来るだけだろう。民進党がダメになったのはミソもクソも「一緒くた」だったからだろう、国民は自民党に対抗するに足る政党としてそんな党なんか求めていないということが、まるで分かっていない、とにかくミソとクソ(という言い方が気に入らなければ水と油でもいいのだが)とを分けて集まらないと駄目なんだよ。ただその受け皿が希望の党かどうかはまた別問題だが。


平成29年 9月27日(水)

 ほとんど雨。夕方近くになって上がる方向。
     最低気温 20.4℃ (09:45)、最高気温 22.2℃ (11:24)

 本日の登校風景。(写真1写真2写真3写真4

 今にも降りそうな空模様、レーダーを見ると雨が近づいているのがわかっていたから早く行くように子どもたちに言うのだが、ケロッとして特に急ぐ風も無し・・・

 トランペット、ちょっと上達のテンポが鈍ってきた、高音を出すのが難しい、この壁が突如して崩れるのはいつになるのか。
 
 太郎、水泳教室。
 
 晩飯。餃子、中華スープ、コールスロー、杏仁豆腐

 明日は馬場八幡秋季例大祭で坂梨の町が一番賑わう日だ。平日開催のために、以前であれば坂梨小学校は地区の伝統行事ということで、全校児童が祭礼に参加をしたが、小学校の統廃合で坂梨地区は新しい小学校の校区の一部(それも少数派)になったために、小学校としては平日授業のところ、一・二時限のみ授業をして、早退をするということで教育委員会?と調整がついて、坂梨地区のこどもたちだけ早退して馬場八幡に駆けつけて、それから、神幸行列や山車、神輿の行列が始まる事になっている。従って、時間の都合で毎年行われていた虎舞いの奉納も今年は行われないそうである。このように祭りの参加者が減っていくことに危機感を覚えて、週末開催に変更しようかという動きがどうやら出てきているやに聞いている。人口減少、少子化で古式に則ることに重きを置くと、祭りの運営自体ができなくなることがようやく反対をしていた人たちもわかってきたようである。
 
 太郎の属する子供会も子供の数が減って、且つ、年少者ばかりなので、明日は老骨に鞭打って小生も子供神輿の引率に出張らなければならなくなって、写真撮影で飛び回ることも出来そうにない。天気はどうやら持ち直しそうである、不思議と馬場八幡のお祭りの時は雨らしい雨になったことが無い。



平成29年 9月26日(火)

 穏やかに晴れる。屋外作業では少し暑かった。
     最低気温 14.8℃ (02:50)、最高気温 27.7℃ (16:18)

 本日の登校風景(写真1写真2写真3写真4写真5写真6)。

 草刈りをした、我が家の敷地は全方位背丈ほどの草に囲まれてしまった、先シーズン積んだ薪材の集積場の薪材が完全に草に隠れて見えない(写真1写真2)、そろそろ薪材を運び込む時期が近づいているので、今日はそこまでの道作り、このあたりを午前中かけてやった、今日はこのくらいだ。全く仕事をしないで遊び呆けているので些か罪悪感を覚えているので、このくらいやるとその罪悪感も少しは薄まる

 たまにやるものだから、うっかりして、デッキ書斎で使うHFの7と21のツエップタイプのアンテナを吊っているロープを切ってしまったのでアンテナが空から降ってきた、また張り直さなければならない。

 トランペット、開放音ばかりをずっと練習している、ド・ソ・ド↑の繰り返しである、その上の「ミ」が時々出る、その上の「ソ」はホンの時たま出ることがある、ということで、この楽譜を横において、試しに吹いている、まだ上のソがでないので、全くメロディーならないが、出だし部分はまさにド・ソ・ド↑だから練習には打ってつけである。

 晩飯。チキン南蛮、コールスロー、梨


平成29年 9月25日(月)

 今朝はまた霧が出て(写真1写真2)、気温が11℃ギリギリまで下がった、子どもたちを見送る時にはそれよりは少し上がっていたかもしれないが、風もなく、非常に気持ちが良かった、まだまだ半袖Tシャツで全く問題無しだった。登校する子どもたちを見ると、いつの間にか、まだ夏姿の子もいるが、ほとんどが秋から冬に向けての装いになっていた。放射冷却で日中は穏やかな日和になった、ここ高地はどんどん足早に冬に向かっている。小さい秋、小さ秋、小さい秋みつけた。(写真1写真2写真3
     最低気温 11.2℃ (06:15)、最高気温 26.3℃ (15:38)

 本日の登校風景 連続写真
 
 登校中の中学生が、スズメバチの巣があると教えてくれた。妙法寺の施設の一部に大きな巣が出来ていた、早速市役所に電話をしておいた、昔は行政が始末してくれたが今は各人がするようになっていると思うが、市役所の方からお寺さんに連絡を取って適切に処理をされたい、と言っておいたが・・・・・ 

 ほぼ午前中かかって親戚筋数軒に新米を送る手配をした(一部精米して送った)。重い袋を数袋郵便局に運んだりしたから労働をしたことになる、これで今日は働いたことにした。
 
 小生はつくづく食いしん坊だと思う。昼飯くらい適当に残り物でも食っておけばいいだろうに、と思いながらわざわざ・・・・

 朝起きてトランペットを一吹きしたたところ、極めて自然に昨日まで苦労していたmiddleドまでが苦もなく吹けるようになっていた、知らないうちに体が順応したのだろう、唇のほんの先っちょの震え方ひとつで音が変わるのだ、人間の体というものは実に不思議である。

 ところで、管楽器には金管楽器と木管楽器がある、その区別だが、木の管で出来ているから木管楽器、金属のパイプで出来ているから金管楽器と思いがちだが、クラリネットやオーボエ、サキソフォンなどは、金属でできていても木管楽器なんだそうである。ではどこで分けるかというと、唇を震わせて音を出す楽器が金管楽器、リード(薄い片)を震わせて音を出す楽器が木管楽器なのだそうだ。じゃあ、フルートはどうなんだ、あれは金属でできていてリードは無いから金管楽器かとういうと、これは木管楽器なんだそうだ。リードがない代わりに息を吹き込む穴部分で空気を震わせて音を出すのを「エアリード」と言うのだそうで、だから木管楽器になるそうである。リコーダーもそうである。口笛はどうかと言うと、管楽器とは言わないかもしれないが、やはり口先をエアリードにして吹くからどちらかと言えば木管楽器の方式と同じだということが言える(のかなあ)。最近はアカデミックだなあ。

 晩飯。カンパチの刺し身、イカ刺し、タコのカルパッチョ(タコは向かないなあ)、モヤシの中華風サラダ、ワカメとタコとキウリの酢の物。豆腐と油揚げの味噌汁。イカ刺しは生卵の黄身で和えてあるが、太郎はこれが好きで、夏子はパスする。


平成29年 9月24日(日)

 概ね晴れ。朝のうち深い霧に包まれた(写真1写真2)。朝の散歩の時、気温が10℃を割らないうちは半袖Tシャツでもまだ寒くはない。
      最低気温 13.0℃ (06:04)、最高気温 22.7℃ (16:54)

 今日も一日仕事は何もしなかった、明日からだな。

 トランペットの開放音で出せる音、低いド・普通のド(low)・普通のソ・高いド(middle)・高いミ・高いソ・・・
lowドの下はシ・ラ・ソまでは下がれるが、更にその下の低いドなんかは全く出ない。一方で、だんだんと普通の(low)・普通の・高い(middle)の middle ドまで無理をせずに比較的スムースに出るようになった。ただすんなりと出る時と無理に出さなければ出ない時とまだバラツキがある、すんなり出た時は音も澄んでいて、楽に吹けて自分で吹いていてこれは良い、と思う、そんな時にはその上のミまで出ることがある、ああ、これだなと思う。まさか出ると思っていなかった、確実に進歩していると自分では思っている。このド・ソ・ド・ミ・ソはラッパで出すことができる音階なのでトランペットの開放音を練習すると、自然とラッパ譜を吹くことができるのだ、だから、ここのところ以前は思ってもみなかったラッパのyoutubeをよく見ている。世の中、トランペットは好きでも信号ラッパの好きな人はあまりいないかもしれないが、小生は好きである。ラッパ譜は指運びの必要がないから、その分楽である、これをモノにしなくては。そのためには高い「ソ」まで早く出せるようにならなければならない。トランペット運指表

 夏子は午後から部活、カミさんと太郎は午後から熊本方面に買い物だろうか出かけていった、そんな,一日だった。


平成29年 9月23日(土) 秋分の日(秋季恒例祭)

 曇り。
     最低気温 17.9℃ (06:34)、最高気温 24.4℃ (14:20)

 お彼岸。八千場の分家の霊園に花を供えてきた。ニュースなどで見ると、都市部などではお彼岸の日のお墓参りは非常に盛んだが、ここではお盆の時には盛大に供養をするが、お彼岸の時にはそれほどでもない、それでもお彼岸のお墓参りをする人の姿がちらほらと見られた。我が家の墓地は山の上のこともあり、毎年お盆のときにしか登らないので、今日の分家の墓参りで一緒に済ませたことにした。帰りに後藤万十店でオハギを買って、仏壇にお供えして、そして、子どもたちとも食べた。カミさんは今日は仕事がらみのイベントの手伝いで朝から出かけていった(多分このイベントだろう)。

 坂梨公民館前の広場で28日の馬場八幡秋季例大祭に先立って前夜祭が開催された。坂梨宿場会も出店していたので、カーバイトランプを持っていって、露店の雰囲気作りをした、というより小生が点灯させてもらったというほうが正しいだろう。久しぶりに会う宿場会の連中、以前と変わらずみんな元気でいい表情をしていた。途中、ちょっと雨が降り始めて心配したがすぐに止んで、賑やかな前夜祭が過ぎていった、大勢の人が集まり坂梨健在の一夜だった。

 町内の同好の士が作るバンドなどが出演して腕を披露していたが、宿場会の誰だったかが小生の日記でトランペットをやり始めたことを知っていてその話が出たので、来年は小生もトランペットのソロをやるぞ、と大見得を切ってきた。MQY局もわざわざ顔を出してくれた。

 太郎のやつ、行くところまでは一緒だったが、着いた途端に鉄砲玉、そして時々、ジュースを飲みたいなどと言ってくるのでその度にお金を渡した。そういう年齢になったのだ。

 馬場八幡祭 前夜祭 連続写真(1/5)
 馬場八幡祭 前夜祭 連続写真(2/5)
 馬場八幡祭 前夜祭 連続写真(3/5)
 馬場八幡祭 前夜祭 連続写真(4/5)
 馬場八幡祭 前夜祭 連続写真(5/5)


 トランペットの練習が面白くて仕方がない、夏の後片付け、冬の支度などやるべきことが山ほどあるがすべてを放っぽらかして練習に打ち込んでいる(というほどではないが)。ようやくmiddleドまで比較的に楽に出るようになった、その上の「レ」まではなんとか出るめどがついた。上の方に行くに従って無理やりマウスピースに圧力をかけたり、唇の位置を変えたりすると音が出るが、それは正しい音の出し方ではないと何かに書いてあった、小生もそう思うので、ずっと唇の位置を変えずにアパチュア(唇の先で作る穴)を小さくするように、且つ、力まなくても音が出るように努めている、独学だから我流にならないように気をつけている。でもネットを見ていると実に皆んな色々な事を言っている、全く逆のことを言っている場合もある、こういった理屈は聞いただけでは分からない、聞いただけでは音は絶対に出ない、実際に体得して、音が出るようになって、それから色々な意見をそれに照らしてなるほどな、ということがわかるものである。

 ところで信号ラッパのことについて、である。
 ラッパ(漢字で書くと喇叭)にはバルブ(ピストン)が無いので、すべての音階は出せない、トランペットの開放音(何もピストンを押さない)と同じである。出せるのは、低いド・普通のド(low)・普通のソ・高いド(middle)・高いミ・高いソ・高いシ♭・さらに高いド(highド)・・・である。

 だから、ラッパで吹くことができる曲というか信号を作るのには音階の制限がある。「我が軍」のラッパについて調べてみるといろいろと面白いことがわかる。
 
 先ず、使うラッパの構造であるが、陸上自衛隊と海上自衛隊とでは、みたところ同じようだが、管の巻数が違う。確か陸自は三巻で海自は二巻である、と何処かに書いてあった。ということは、海自のほうが全体の管の長さがが短くなるので陸自に比べて同じ音でも、少し高い音になるのか。
 
 また、らっぱの持ち方が陸自と海自とでは違う、これまた面白い。海自の場合は横から見て、管の巻(渦巻き)が見える持ち方、陸自は海自からみると90横に倒した向きになる。昔から陸と海は対抗心が強いので、こういったところにもそれが現れているのだろうか。
 
 起床時のラッパについても、陸と海では同じ曲だが、名称が違う、陸では「起床」と言い、海では「総員起こし」と言うそうである。朝に対して夜は、陸では「消灯」と言い、海では「巡検」と言い、それぞれ別の曲を使う。海の「巡検」は旧軍と同じ曲を使っているそうである。
 
 それからラッパ「君が代」も陸自と海自とでは違う。海自では旧軍と同じ曲を使っているということである。参考にしようと思って防衛省のサイトを調べたところ、陸上自衛隊のホームページにはラッパのアーカイブスがあるが、海上自衛隊にはそれが無い。ホームペーッジのコンテンツ、デザインも両者は全く違う。これで国防のコンビネーションは大丈夫なのだろうか、なんとなく旧陸海軍を思い出す。(ラッパに関して航空自衛隊のことには全く触れなかったなあ・・・、調べなかった・・・)


平成29年 9月22日(金)

 朝のうちは、「降りみ降らずみ」というような天気だったろうか、登校児童も傘をさしているこ、いない子いろいろ。その午後に向かって回復していった、明日は馬場八幡の秋祭りの前夜祭が予定されているが、大丈夫だろう、本祭は28日である。
    最低気温 17.8℃ (03:01)、最高気温 23.2℃ (16:31)

 本日の登校風景。(写真1写真2写真3
 こどもたちは遊びで傘をラッパにしてやがる、ただでさえ最近の傘は弱いので、簡単に壊れるわけだ。(写真1写真2

 今日も特に仕事らしい仕事はしなかった、と書くと、少しはしたニュアンスになるが、全くしなかった。そして日がな一日、トランペットの練習をしていた。と言ってもすぐに唇がくたびれて(だろう)、すぐにさっき出た音が出なくなるので、しばらく休んではまた吹くという調子だった。いやあ、middleドまでは、だんだんなんとかなりつつあるが、その上となると、もうどうやって音をだすのかも想像できないくらいだ、それにmiddleドの上のレミファは下の方レミファとピストンの押し方(運指)がちがうのだ、今日調べてみて分かった、この部分をクリアするのは一体いつになるだろうか、それでも、極めてすこしずつではあるが、進歩はしている。と思う。

 晩飯。炊き込みご飯、豆腐の揚げ出し、だし巻き卵、サトイモの衣かつぎ、ダイコンとサトイモの味噌汁など


平成29年 9月21日(木)

 今日は九州の南を低気圧が通過する関係で、熊本地方も午後辺りから雨になるかもしれないという予報が出ていたが、今日のところはギリギリのところで降らずに済んだようだ、田んぼでも所々で稲刈りが行われていた。
    最低気温 17.1℃ (02:55)、最高気温 21.8℃ (10:37)

 本日の登校風景、今日から30日まで秋の交通安全運動だ。(写真1写真2写真3写真4

 夜空のトランペットの元になった(と思われる)アメリカ軍の消灯ラッパ(葬送ラッパ)をtapsということを最近知ったが、我が軍の「消灯らっぱ」は如何と思って調べたら、Tapsとよく似ている。別に真似をしたわけでもないだろうが、大体こういった曲調になるのだろうか。因みに消灯らっぱは海上自衛隊にはないそうだ、海上自衛隊には「巡検らっぱ」というのがある、これも名曲である。

 以前民主党が総理が自衛隊のことを指して「我が軍」と発言したことを、憲法違反だと言って重要案件そっちのけで騒いだことがあるが、上に書いた「我が軍」ももちろん、自衛隊である、旧日本軍の喇叭曲はまた別にある。信号喇叭にはバルブ(ピストン)が無いのでトランペットの開放音と同じである。そのうちに我が軍のらっぱの曲も覚えよう。最近は起床時間の6時になっても子どもたちがなかなか起きないので、「総員起こし(起床)」のらっぱを耳元で吹いて起こしている。今のところ「総員起こし」のらっぱは出鱈目である。あまりにも不快音のために熊本地震の時ですら起きなかった娘もムックリと起きる、いずれ、正調の「総員起こし」でこどもたちを起こして、らっぱ「君が代」で日の丸を揚げようかねえ。

 ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドの最初のドを Low B♭と言って、後のドは Middle B♭と言うようだ。で、小生はその Middle B♭までしか出ない、今のところは。
 そして、小生が勘違いをしていたかもしれないが、チューニングBは Lowでなくて Middleの方のB♭のようだ、独学だととかくウソを覚えがちである。

 晩飯。トンカツとポテトサラダを作った



平成29年 9月20日(水)

 今日は朝から全天雲に覆われ、薄暗い朝を迎えて、その天気が終日続いて、時々細かな雨も降った。この天気では周辺の稲刈りもできなかっただろう。
      最低気温 17.3℃ (03:29)、最高気温 22.7℃ (14:50)

 今朝の登校風景

 共有田の新米が届いた、希望していた数より若干少ない。理由を聞くと、出来が悪かったそうだ、猪に大分荒らされたとのことであった、もともとの出来が悪かった上にイノシシかどうかは聞かなかった。今年はギリギリまで台風も来ず、今年も豊作かと思っていたが、違ったようだ、もしかしたらイノシシだけの被害かもしれない、他から必要量を調達しなければならない。

 大気圏に突入した宇宙船やミサイルが焼けるほどの高音になるのは大気との摩擦というよりは「断熱圧縮」というものが原因だそうで、自転車に空気を入れた際にタイヤが熱くなるのも同じ原理だそうだ。そう思ってみると、トランペットを吹いていると、マウスピースからベルの方に少しいったところが結構熱を持っている、これは吹き込む息の温度ではない(と思う)、ネットで調べても特に出てこないが、これも断熱圧縮が原因だと思う、それだけ、狭いところに息を強く吹き込んでいるのだ。夜空のトランペット、ネットで調べて譜面を見てみると高い方の「ソ」まで出さなければ吹けない、高い音、これが大変なのだ、ネットでいろいろな記事を見ると、吹奏楽部の生徒たちも高い音が出ないと悩んでいる記事をよく見かける。小生は今のところ頑張っても(ソラシ)ドレミファソラシドまでしか出ない、が、それでも、開放音でド・ソ・ドが無理をしなくても大分出てくるようになった、だんだんよくなる法華の太鼓というやつだ、更に、その上、レミファソが完全に出ないと、夜空のトランペットは吹けないぞ。

 今日は傍らにトランペットを置いて練習をしながらミシンがけの続きをして、ジーンズ三本を仕上げた。今穿いているやつを入れと全部で四本か、ずいぶん少なくなった、全体的に生地が弱くなっているので、修理をしても長持ちをしない、今回修理をしたやつで、これで最後の修理にする。これが駄目になったら新調することになる。
 
 わざと破れたジーンズを穿くおしゃれ、ダメージジーンズというのだそうで、阿蘇でも時々見かける。小生なんか、補修が面倒なので、それでも良いと思ったのだが、一旦破れだすと際限なく破れが広がって収拾がつかなくなるが、あえてダメージジーンズとして売っているやつはあれはそれ以上破れない細工でもしてあるのだろうかと、いつも不思議に思ってみている。

 小生自身は、別にジーンズでなくてもいいのだが、たまたまここに来て以来穿いていたのでただそれだけの理由でずっと穿いているだけで、今回の補修で少し、修理が間に合わなかったので、間に合わせに昔穿いていた、なんて言ったかなあ、白っぽい、茶色っぽい、クリームっぽい、ああ、思い出した、チノパンツと言ったか、それを引っ張り出して穿いていたので、いや昔は綿パンと言った、この綿パンでもいいのだが、要はなんでもいいのだ。もう世間体を気にしなくていい身分なので、何か穿いていればいいのだ。もともと昔からあまり着るものの趣味はない。

 太郎、水泳教室。

 晩飯。豚の味噌漬け、昨日のイカとサトイモの煮物、コールスロー、ワカメの味噌汁。水泳教室の迎えなどで遅くなるので早めに晩飯の支度をしておたら、カミさん、珍しく5時半ころ帰ってきやがった。


平成29年 9月19日(火)

 今朝は一気に14℃を割り込んだ。朝のうち雲があったが、穏やかな一日だった。台風後、倒伏していない田では所々で稲刈りが再開されていた。いつの間にか農道には彼岸花が赤い花をつけていた。そういえば、少し前からモズの高鳴きも聞こえ始めている。今朝は当番に昭子さんが出ていたので小生はフリーだった。
    最低気温 13.9℃ (05:41)、最高気温 24.5℃ (14:14)

 本日の登校風景 連続写真

 家族の皆がそれぞれの持場に出かけたあと、不調のミシンを持って熊本市まで行ってきた。小生が一年ほど前に中古のミシンを買った東区の57号線沿いにあるゆめタウン・サンピアンの中の「おしゃれ工房」。糸がすぐに絡まるのだが、多分店長さんだろうか、早速診てくれて、針が曲がっていますね、と言って新しい針をつけて試し縫いをしたところウソのように快調に動きはじめた、そのほかにも、ひとつひとつは大したことがないが上手に縫うためのコツ、例えば縫い目の間隔だとか、ボビンの巻き方だとか、いろいろと親切に「膝を交えて」教えてもらって、なんだか気分良く帰ってきた。帰る途中、ちょうど時分ドキになったので、光の森の「いきなりステーキ」を覗いたところ、一番混む時間帯だろうに待っていたのはたった一人、回転が早い店なので、すぐに順番が来るだろうと思ったが、あいにくとそれほど腹が減っていなかったので、今日はスルーした。

 晩飯。サトイモとイカとダイコンとニンジンの煮物。サトイモが美味しい季節になってきた(ちょっと作りすぎたなあ)。


平成29年 9月18日(月) 敬老の日
 
 我が村の敬老の日のお祝いは早々と済ませたが、敬老の日の今日、各集落でお祝いをしたところも多かったろう、台風一過の好天に恵まれて良かった。敬老の日と言えば、小生も来年から、そのお祝いを受ける側になる、しかし、鬼を笑わせることになるが小生は辞退をするつもりでいる、まだ年寄り扱いはされたくないし、子育て真っ最中で祝われるのもこれまた可笑しい、しばらくは現役でいて、それまで生きているか分からないが、80歳になったらありがたく受けようと思っている。

 今日は台風一過、爽やかな秋空が広がった、同じころ、まだ台風18号は北海道辺りを北上中だった。今日は田んぼの水が引かないので、稲刈りは何処もやっていなかった、コンバインが入れるようになるにはあと一日二日かかるのではないだろうか。
      最低気温 18.3℃ (06:30)、最高気温 24.9℃ (15:10)

 今日はお姉ちゃんが昼から部活に出かけたが、珍しく、家族は出かけること無く家でそれぞれの時間を過ごしていた。

 おさんどん、トランペット、ミシンがけなどの合間合間に読んできた、浅田次郎著「マンチュリアン・レポート」を読み終わる。天皇の密使、そして、きかんしゃトーマスのように機関車を擬人化させて張作霖爆殺事件を語らせる、意表をついた構成、うん、実に面白かった。あの頃の時代背景が時系列的に非常によくわかり、なかなか興味が尽きない。これに続く「天子蒙塵」が楽しみである。「蒼穹の昴」から始まったこのシリーズ、20年以上かかって、その間、ずっと書かれていたわけではないので、前のシリーズと次のシリーズの刊行時期との間が開きすぎて、普通なら記憶が怪しくなるところだが、今回は初刊から全巻を通して間を空けずに読み続けているので、そういったことも無く、より一層楽しむことが出来ている。ここで一旦小休止して、海の史劇を読もうか。

 トランペット・・・・ソ・ラ・シ・ドと順を追って吹くと上のドは出るが、上の「ド」を単独で吹こうと思っても、なかなかこれが出ないんだな、不思議だ。また、開放音(ピストンを何も押さずに)だけで、下のド、ソ、上のドを吹く練習をしているが、だから、上のドがなかなか出ない、でも時々は出る。すこしずつは進んでいる。 
 
 たとえば、ピアノ、ハーモニカ、木琴、ピアニカなどといった楽器はその音の鍵盤なりを叩くと、あるいはその場所を吹くと、上手い下手は別にして、必ずその音が出る、だから、ドレミファソラシドばかりを出していても、出て当たり前なので、そればかりだと面白くないし、すぐに飽きる。しかし、トランペットは、そもそもそのドレミファソラシドが満足に出ないのだから、出そうと必死で苦労する、それが面白くて一向に飽きないのだ。ドレミファ・・・ばかりを朝から晩まで飽きもせずに、少しでもキレイな音が、力まずに我流にならないよう、楽に吹けるように、とやっている。
 だから、たとえば「キラキラ星」などという単純な曲を吹こうと思えば吹けると思うが、そんなもの吹いても、それこそ面白くもないので、ただひたすらドレミファソラシド、ドシラソファミレドあるいはそのバリエーションを吹いて練習している。無理なくきれいにドレミが吹けるようになれば、曲を覚えるのはそんなに苦ではないのではと思っている。つらつら思うに、トランペットという楽器は、他の金管楽器もそうだと思うが、ピアノのように左右の手で全く別の音をだすわけでもなく、また和音を弾くわけでもなく、要は如何に正確に音を出すかが全てであると思う。ちょっと乱暴で間違っているかもしれないが、言ってみれば単純な楽器なのだろうと思う、またそれだけ音を出すことが難しい楽器なのかということがわかる。単純でいて、それでも心を打つ楽器なのは、その音が聴く人の体に直接共鳴するからなんだろうな。とにかく目標は「夜空のトランペット」だからな。
 
 家族の皆が練習してもいいよと言ってくれるので、休日でも夜でもお構い無しにやっているが、唇がすぐに疲れて音が出なくなる、、唇や口の周りの筋肉というものも管楽器を吹くためのつき方というものがあるのだろう。


平成29年 9月17日(日)

最低気温 18.8℃ (15:01)、最高気温 21.1℃ (04:35)

最大瞬間風速  13.4 m/s (13:44)
最低気圧(sealevel) 983.6 hPa(13:44)
本日の雨量  115.3 mm

 非常に強い台風18号が北上。午前11時半ころ、鹿児島の南九州市付近上陸、(と言うと大隅半島でなくて薩摩半島だ)、阿蘇直撃はやめたと見えて、そのまま九州の南端を横切って平洋側に抜けるかと思っていたら、そのまま北上したあと東に折れて、またその先を北に向きを変えてしばらく海岸線にそって北上をしてなかなか海に抜けないヤキモキする状態が続いた。そして15時現在のコースを見てようやく延岡の手前辺りだろうか太平洋に抜けて四国方面に進んでいるのが分かった

 いままででも、もっと強い風の日があったが、やはり台風の風は普段の風と違って、今までの経験からこの程度の台風でこのコースであれば絶対に大丈夫だとわかっていても、過去の大きな台風経験からやはり恐怖感が先に立って非常に緊張の一日を過ごした。

 雨が強風でカーテンのように縞状に揺れながら流れていく、笹の葉などがちぎれて吹き飛んでいく、それでも台風としては大した強さでなくて、家が風で揺れることも全くなく、ものが飛ばされるシーンも無かった、自転車さえ倒れていなかった。ただ、いつもと風向きが逆で東からの雨風で、いつもはそれほどでもない東側の窓が雨と吹き付けた木の葉でべったりとなっていた。

 ボンが雨が降っているのにずっと外に出てこちらの方ばかり見とるバイ、風向きが真正面でコワイのと違うの?どこかに移してやれば?とこどもたちが盛んに言うので、風も雨もそんなに強くないし、今まででも、これ以上ひどいことはあったから、大丈夫だよと言っても、移そうよ、というので、デッキ下に入れるように繋いでやった。最初の頃は警戒して中に入らなかったが、しばらくして中に入ってじっとしているので、やはり、怖かったのだろうか(写真1写真2)。それから間もなく、午後四時半ころには雨も止んで太陽が顔を出したのでボンを散歩に連れて行ってから、もとの場所に戻した。まだこの時間は一応は暴風圏内だが、外輪の盾のお陰で台風18号はこの地では終わったことにした。
 
 ボンの散歩を兼ねて周辺を見て回ったが、普段は水のほとんど無い古閑の滝から白い筋となって水が落ちていた川の増水もたいしたことなく、田んぼの稲(WCS)もそれほど倒れておらず、道路に少し葉っぱが散らばっている程度で、我が家周辺では全く台風の被害はなかった、我が茅屋も異常ナシ、と思って散歩から帰ってきたら、なんと我が家の鯉のぼりの支柱が折れて田に倒れ込んでいた(写真1写真2)、全く気がつかなかった、いつ倒れたのだろう、稲刈りが終わったあとで良かった、太郎の誕生で建てたので、もう十分に働いて、腐っていたのに更にアンテナの支柱に使っていたが、今回、倒れるべくして倒れたのだろう、あえて言うなら、我が家の台風被害と言えばこれだけである。
 
 無意識の緊張でこわばった筋肉をほぐすべく太郎と風呂に行って帰ってからネットを覗くと、まだ台風は四国に達したばかりだった、台風は今なお現在進行形だが当地を通過したあとは、急に関心が薄れる、我が家に被害が及ばないか家族に危険が無いだろうかの一念だけで注視しているだけで、興味本位で見ているわけではないからである、それに、脱力して、その後の台風の進路をフォローするエネルギーがもう残っていない。
 
 ここでは、台風の進路から少しズレるにしても西方向にズレる場合と、東方向とではその強さ、天と地くらいの差がある。外輪は時に土砂災害などを引き起こすが、こういった時の盾になって防いでくれる、このような場合は外輪サマサマである。それから、台風の東側には大雨が降るが、その雨も、九州山塊が盾になってくれて、太平洋側に大量の雨を降らせて、山を超えて来る時にはかなり雨量が減っている。今回の台風は宮崎、特に大分の九州太平洋岸に記録的な大雨をもたらした、宮崎市のじっちゃいのところ、夫人のご実家延岡も相当雨が降ったようだが、大丈夫だったろうか、自然災害は如何ともしがたい。(写真1写真2

 Jアラートに防災無線、防災無線塔、お知らせ端末、携帯電話、スマートホン、いろいろな経路でいろいろな警報が入ってくる(携帯端末を持っているからだろう、まあそりゃあそうだけど)。携帯電話に入ってくるエリアメールは、阿蘇地方全域をひとつのエリアとしているようで、ヤレ高森町になんとか警報が出た、産山村になんとか警報が出た、小国町、南小国町になんとか警報が出たと、直接阿蘇市には関係がないのに、その度に不快な着信音を発して眠っていても入電してくる。もっと狭い範囲ごとに出せないものだろうか、それに、ここでは大雨警報が出ればその続きとして必ず洪水警報、土砂災害警報が出るのは決まっているではないか、だから、こんなもの別々に出さないで、一緒に出せばいいじゃないか、さらにその度にラジオまで放送を中断して情報を流す、今現在、何と何の警報が出ているのかサッパリ分からなくなる、これじゃあ「情報洪水」だ。


平成29年 9月16日(土)

 朝8時ころ、このころはまだ雨は殆ど降っていなかったので、今だ!と雲の切れ間を縫ってボンの散歩に行ってきたが、、レーダーを見るとこの時間は宮崎ほ太平洋岸に濃い雨雲が集まっていて、結局、それからずっと一日、雨は九州山塊の東側に集中していて、熊本県側にはあまり降らなかった、これで明日の朝には台風が来るという感じがまるでしない。だから、あまり家周りの整理にも気が入らない、とりあえず、強風になると家に倒れ掛かる竹だけは何本か倒しておいたが、あとは、明日の朝になって強風が吹き始めてやればいいと思っている。
        最低気温 17.4℃ (05:42)、最高気温 20.5℃ (12:41)

 台風18号、前回のように進路を突然変えてくれないだろうか、気圧が上がってこないだろうかと、頻繁に台風の予想進路をみているが、ほとんど変わらず、こちらにマッポスである。こうなると救いは台風が明るいうちに通過してくれることくらいか、それに気圧も心持ち上がってきているようだ。もし台風が直撃するようなら、台風の目を楽しみにしよう、子供の頃一度だけ経験がある、青空が広がり太陽が輝いていた。ここにきて、ホンの少しだけ東にズレてきている気がするが(当地としては西にズレるより東にズレてくれたほうが有り難いが)、ということは、また反対方向にズレるかもしれないということだ。

 我が家の三人組は今日は嘉島町のイオンモールにサーカスを観に行く予定になっていたが、台風接近で中止になって残念がっていた。別に今日台風が来るわけでもないので興行すればいいじゃないかと思ったが、サーカス小屋(のテント)を台風に備えてたたまなければならないそうだ、なるほど。
 
 訊いたところ今来ているサーカス団は「木下サーカス」だという。へえ、木下サーカスは今でもやっていたんだ、小生が子供の頃からある、もう一つ思い出すのは「キグレサーカス」、サーカスというとこの二つのサーカスを今でもすぐに思い出す、小生も子供の頃は大好きだった。
 
 サーカスが中止になった代わりに、三人組は泗水までピアノのレッスンに出かけていった、いつもより時間を早くしてもらったようで3時ころ出かけていったのでいつもよりは早く帰ってくるだろう。

 トランペットは(基本)三本のピストンの組み合わせと、唇の振動(アンブシュア)を使って音程を変える、同じピストンの押さえ方でも、吹き方で音程が違う、たとえば、開放音、つまりピストンを何も押さずに吹くと、ド(下のドと上のド)、それからソ(調べると高いミもそのようだが)がでる。一方トロンボーンはスライド管を伸縮させて音階を変えるので、小生はてっきり、低い音から高い音まで全部、この管の伸縮でやると思っていたら、管で変えるのは7段階だけだそうで(となるとトランペットと同じかな)、それだけでは音階にならないので、トランペットと同じように唇の振動と併せて音程を変えるそうである。ということは、スライド管は無段スライドで特に目印がついてるわけではないので伸縮具合は「感」だそうで、ということはトランペットよりも難しいということになるのだろうか、トロンボーンをやっている娘は、モチロン「そうばい」と言っているが。

 今日もミシンがけをしたが、ミシンの調子が悪くなったので作業中止、点検に出さなければならなくなった。
 
 昔は糸に針を通すのに、糸先を舐めて穴に通していたが、若い時分は全くそれが苦もなく出来た。ところが歳を取ると、それが全くできなくなる、これが年を取ることなんだと、思い知らされることのひとつである。ただ、最近は糸通し器というものがあって、手縫いの場合でも糸通しができるが、ミシンにもその糸通しが付いていて、簡単に糸が通せる。
 
 しかし、その糸通し器が壊れたようで、糸を通すのに非常に苦労して、最後はミシンから一旦針を外して糸を通してまた取り付けていたが、それでは仕事にならないので、今日なんとか直した。これも細かな部分が見えないので拡大鏡などを使って壊れた部分を見るのだが、それさえ難しい、細かな部品なのである。
 
 仕組みは非常に細い鍵の手に曲がったワイヤが針穴の向こう側からこちら側に通ってこちら側にある糸をひっかけて、引っ張り出すようになっている。針穴自体がもともと非常に小さな穴なのにそこを通す鍵の手のワイヤーだから如何に小さいかわかる。結局その鍵の手が曲がっていたようで、必死で「心眼」で見て、なんとか元の形に戻して、それは一見落着したのだが、今度は縫う方のメカがちょっとおかしくなって、糸が、ミシンを動かし始めると同時にすぐにめちゃくちゃに絡んで動かかなくなる、内釜などをはずして清掃したが直らない、近いうちにサービスセンターに持ち込むことにした。

 NHKのラジオにも時々登場するこの人はマル経の教授だったんだ、まだマル経が講座であったのか、講座を取る学生がいるんだなあ、もう経済学史や考古学の世界のものだと思っていた、認識不足だった、驚いた。(PDFファイル


平成29年 9月15日(金)

 今日もほとんど降ったりやんだり、まだ台風の直接の影響はないが、日中も暗い一日だった。なんとなく今までの惰性で夏姿でいるので、今日あたりは寒く感じるほどだった。
    最低気温 17.1℃ (00:00)、最高気温 19.2℃ (06:10)

 台風18号、どうやらこのコースで固まりそうだ、熊本に来る時でもまだ950hPaくらいあって非常に低い気圧だ。トマトハウス農家はビニールを剥ぐかどうするか決断を迫られることになるのだろうか。剥がないで耐えられればいいが、耐えられなければ吹き飛ばされる。もし剥いでしまうと、今年のトマトはそれで終わりになるのだろう。我が家の家周りの整理も明日にはせにゃならんなあ。
 
 本日の登校風景。今日は普段よりは少しだけ徒歩通学のこどもたちの数が少なかったようだ。(写真1写真2写真3

 太郎の乳歯がようやく一本だけ抜けた、乳歯の下にはだいぶ前からもう大人の歯が準備しているのになかなか抜けなかった。抜ける子は早々と抜けているし、虫歯で沢山抜けた子も周囲にいるが、太郎は虫歯も一本も無い。抜けないのも考えものだ。

 北朝鮮がまたミサイルを撃ちやがった。これは嫌がらせ以外の何物でもない。
 ミサイルはロケット燃料が燃焼中は上昇して、そのあと宇宙空間に出ると慣性で放物線状に飛行して再び大気圏内に突入して、目標に向かって落下する。ロケットのエンジンが燃焼中は燃料の量がわからないので、まだこの時点では方向はわかってもどこまで飛ぶのか、飛行距離は分からない。燃料が燃え尽きて慣性で飛び始めると、微分積分でどこまで飛ぶかがわかる(最近小生も勉強して、この年になってようやく微積分がわかってきたのだ)、ただし、宇宙空間から大気圏に再び突入する際には非常に高速で飛んできたので、ミサイルは大気との摩擦で、というより正しくは「断熱圧縮」でだが、極めて高い温度になる。だから弾薬はこの高温に耐える構造でなければ、いくら飛行距離を延ばしても意味がない。この断熱圧縮を防ぐ技術が無ければ弾道ミサイルを飛ばしても、落下中に弾薬は燃え尽きてしまうからである。これは非常に高度な軍事機密なので、昔、アメリカは日本にもその技術は教えなかった(日本はその後、独自で開発して、今や宇宙カプセルの回収もできるようになった、日本にはイプシロンもある、やろうと思えばできる)。だから北朝鮮で再突入技術が確立されるまでは、アメリカは本気になって怒らない。
 
 北朝鮮は飛んだ飛んだ、遠くまで飛んだとはしゃいでいるがスリッパ飛ばしじゃないんだから遠くまで飛んだからと言って自慢にはならない。中ロが再突入技術を供与していれば別だが今の段階ではまだ本当に危険ではない、だから今のうちに叩くか、あるいはもう少し我慢をして、内部崩壊を待つかだ、例えばクーデターだとか、あるいは首領様にもっと美味しくて高カロリーの食べ物をどんどん食べてもらうとか。案外生活習慣病が昂じるのを待つのが一番かもしれないネ。
 
 洞窟なんかに隠しているという移動用短距離ミサイルの場所は分からないことがあるかもしれないけど、日米とも弾道ミサイルくらい大きくて発射に準備が必要なものは、軍事機密になるから詳しくは発表はしないだけで、全てちゃんと把握しているはずだ。今のうちは知らんぷりして発射させておいて、本当に必要になった時には叩くだろうね。弾道ミサイルの一発の値段はどのくらいなのだろうか、決して安くはないだろうに、デモンストレーションでどんどん発射しているうちにタマ切れになるぞ、「たまに撃つ弾がないのが玉に瑕」。
 
 今日もジーンズの繕いとトランペット、そして、読書。
 
 本日のディナー。風師庵グリルのハンバーグ、グラタン、コールスロー、ポタージュスープ


平成29年 9月14日(木)

 雨。朝のうちはなんとか踏ん張っていたが、その後、ほとんど終日雨が降っていた。
     最低気温 19.1℃ (01:47)、最高気温 21.4℃ (11:22)

 台風18号、いよいよマッポスだ、いいだろう。

 本日の登校風景(写真1写真2写真3)。太郎の登校班は今日は太郎だけかなと思って、一人で歩かせたが、少し遅れて薫くんが追いついてきて途中から二人で登校していった。

 今日は、ジーンズの補修と、計算尺の補修と、トランペットの練習と、読書をして過ごした。古い破れジーンズを以前10本ほど修理したが、全体的に生地が弱っているので、またすぐに穴があく、更に修理をして出来ないことはないが、もうそれだけやる意味もないので、少しマシなやつだけを選んで、ミシンがけをした。修理をやめたジーンズは膝から下の部分をちょん切って、短パンにするが、短パンはそうたくさんあっても仕方がないから廃棄処分の運命かな。
 
 計算尺のカーソルのガラスを保持する金属製の枠の一部が折れたというか切れた。ハンダ付けをしようとしたが全く付かない、磁石を当てたところ全く付かないので鉄ではない、なんだろう、はんだ付けを諦めて、金属用の接着剤でくっつけた、どれだけ保つかな。
 
 トランペット、遅々として進まず、いや、わずかではあるが進んでいるかな。よく理屈でなくて、「体で覚える」というが、まさにこれだ。色々と解説を読んだり見たりしても分からない、結局は体が感じるしか無いようだ。
 
 晩飯。キジ焼き丼、コールスロー、スープ


平成29年 9月13日(水)

 穏やかに晴れる。
      最低気温 16.6℃ (06:06)、最高気温 28.9℃ (15:14)

 今日の登校風景 (写真1写真2写真3写真4

  台風18号、ほぼこちらを目指しているが、果たしてどうなるかねえ。せっかく今年は無事に稲刈りが終わりそうだと思っていたのに、またしばらくは雨に濡れて稲刈りができなくなる、今日も、少しでも早くと、アチラコチラでコンバインが遅くまで忙しそうに動いていた。気象庁 ・ ECMWF

 冬に向かっていろいろと準備作業があるのだが、結局今日は何もせずに、トランペットの練習をしていた。そのトランペット、早くも、進化のペースが落ちて、小さな壁にぶつかっている。トランペットは口周りの筋肉を相当使うのだろう、吹いてもすぐにヘタる、一回はうまくいっても後が続かない、そのうちに音さえ出なくなる、同じようにやっているつもりでも、駄目なのである、不思議である。

 じっちゃい情報によると、11月12日に内之浦から久しぶりにイプシロンが打ち上げられるそうだ、早速ネットで検索をしてみた、 http://fanfun.jaxa.jp/topics/detail/10667.html なるほどなるほど、種子島は海の向こうだが、内之浦は地続きだなあ、でも、打ち上げ時刻が早朝だ、日帰りというわけには行かないな、それに天候次第で変更される恐れも多分にあるしなあ・・・・

 太郎、水泳教室。迎えに行くと、全然バタ足が進まん、なんとかちゃんはスイスイ進むのにと悩んでいた。
 
 晩飯。カツオのたたき、豆腐とニラの味噌汁、モヤシ中華風サラダ。それから、もう一品、カルパッチョ。カツオだけではちょっと物足りないなあ、と刺し身売り場を見ると、金目鯛の刺し身が売っていたので買ってきて、カルパッチョを作った。本格的にやると色々なものを添えるのだろうが、一番の基本形で作った。イタリアンの店をやっている甥っ子が昔我が家に来た時にちょっと作ってくれた記憶でやった。要は刺し身に塩を振って、それにオリーブオイルとレモンをかけるだけだ、醤油で食べる刺し身とはまた違った乙な味になる。案の定、子どもたちはこの味が分からないので、シメシメ小生がひとりでと思っていたら、早く帰ってきたカミさんが、これ美味しいわねと言ってかなり横取りされた。


平成29年 9月12日(火)

 深夜2時から3時ころ強い雨が降っていた。こどもたちが登校する時間には雨は上がっていたがそれでも、まだいつ激しく降り出すかも知れず、とりあえず、太郎には徒歩で通学するように言って家を出た、太郎のやつは準備が遅れて、登校班には先に行ってもらった。
 小生が彼らより先行して裏の豆札川付近まで行ったところ、昨日ユンボで行われていた路肩の泥の片付け作業(確か豪雨災害の時の土砂が以来放置されて道幅が狭くなっていた)が中断されたままで、そのせいで、側溝が塞がれて水が流れずに道路が池のようになっていて、普通の靴ではとても通れそうもないので、引き返して、やってきた登校班の連中を軽トラックの荷台に乗せて、水たまりを越えたところで降ろしてから、いつもの見守り場所に向かった。今日は子どもたちはどうだろうと思っていたが、ちょうどお母さんが合流地点までHちゃんとY君の姉弟を乗せてきて、そこから歩いて学校に行かせる姿は捉えたが、今日も豆札組を除いて歩いてくるこどもたちは居なかった。
 
 それで、太郎のやつだが、皆に遅れてひとりでやってきたが、小生が家を出る時に傘と長靴を忘れるなよと言ってあったので、冠水した道路は長靴だから大丈夫だろうと思って、アシストに行かなかったのだが、うちのバカ倅は小生の言うことを聞かずに運動靴でやってきたので踝まで水に浸かる事になった。急に出来たこの水たまりは別にしても、こんな日は、雨が上がっても、道路脇は水たまりが多くて、運動靴だと必ず水浸しになるので、長靴にしろよと言ってあったのに。(写真1写真2写真3

     最低気温 20.8℃ (20:35現在)、最高気温 25.7℃ (16:12)

 台風18号、なんだこんな動きをしているのか、またこちらにやってくるというのか。
資料1資料2資料3資料4

  ド・レ・ミ・ファまでの吹き方と、ソ・ラ・シ・ドの吹き方が大きく変わるような気がして、そのコツを掴んだ感じがする。下の方の「ド(B♭)」とそれに続く「ソ(F)」と上の「ド(B♭)」は、どれもバルブ(ピストン)を押さないで吹く開放音だ、それでいて、違う音を出さなければならない、これは偏に「唇」で(あるいは息の吹き方で)コントロールする。いやなかなか難しい、でも、なんとなくわかってきたぞ。もっぱらソラシドばかり練習をしている。本人が言うのもなんだが日々目覚ましく進化している、そのうちにその進化もピタリと止まって進まなくなるだろう、今はまだそんな段階だ。

 久しぶりに床屋に行った。気になって仕方がなかったが面倒で先延ばし先延ばしをしてようやく今日行った。風が吹けば桶屋が儲かる、雨が降ると床屋が儲かる、晴天だと農作業で皆さん忙しいが、雨降りだと床屋にでも行くかとなるようだ。今日も松岡さんのところ、朝からお客さんの足が途切れること無く、何度か覗いては、先客がいるのがわかって帰ってきた、小生はメシ屋とトコ屋で待つのが大嫌いなのである。昼食後行ったら空いていたのでやってもらった。松岡さんも今日は疲れたあ、もう閉めようかと思ったけど小生の影がチラチラしていたので、来るまで閉められなかったと冗談を言っていた。

 国道57号線滝室坂のトンネル工事が計画されているが、間もなくその工事車両を通す道路の建設工事がはじまることになり、国交省などの主催でその工事説明会が午後7時から坂梨公民館で開催された。ただ、事前に、この工事の詳しい説明が馬場を中心にした地権者に全く説明が無かったようで、その準備不足を普段温厚なYさんなど烈火の如く怒って、結局改めて説明会を開催するということで、今日は早々に散会になった。(写真1写真2写真3写真4

 晩飯。夜の説明会の都合で、昼間のうちにカレーを作っておいた
  
 これはこの記者に限ったことではない、今の新聞テレビを象徴する記事である(PDF)


平成29年 9月11日(月)
 晴れのち、午後に入って雨模様。今晩一荒れ来るようなことを言っているが・・・・
     最低気温 18.0℃ (04:43)、最高気温 25.4℃ (12:53)
 
 本日の登校風景連続写真

 高野病院に大腸がんの手術後の定期検診に行ってきた。病院はこの7月に帯山から大江に移転した、移転は前回健診に行った後だから、今回が小生にとっては新しい病院の始めての通院になる。できたてホヤホヤの病院で今までに比べたらまるで別世界のような雰囲気だ。上階にある入院病棟もちょっと覗いてみた、病室までは行かなかったが、廊下から眺める風景などはまるでホテルのようだった、小生もまた入院したくなった。世の中深刻な病気で入院している人も大勢いるのだろうが、不謹慎ながら、小生は、何故だか「入院」に憧れがあるのである。高野病院のすぐ隣、フェンスで仕切られているまさにすぐ隣はこれも最近新屋敷から移転してきた熊本森都病院がある。この病院は以前はNTT西日本病院さらに前身は逓信病院と言ったと思った、昔、うちの婆様が白内障の手術で入院した病院だ。熊本には不思議な事に大病院がそれこそ沢山ある、競合して大丈夫なのだろうかと思うくらい沢山あるのである(阿蘇には殆どないが)。
 
 肝心の検診結果だが、今日は採血だけで、血液のデータでは特に悪いところはなかった、あたりまえである、これで異常があれば大変である。次回は12月にちょうど術後一年の検査がある。

 結局、一時ころまでかかって、開放されたが、朝食抜きで来たので(本当は抜く必要がなかったのだが)、帰りは、豪勢に、今巷で流行っている「いきなりステーキ」でも食べようと思って光の森に寄ったが、順番待ちの長蛇の列、即、やめて、リンガーハットでチャンポンを食って帰ってきた。ステーキはどうやってもステーキだろう、赤牛丼はどうやっても赤牛丼だろう、ラーメンだって同じだ、一時間も二時間も待って食う意味があるのか?並んでいるのはほとんどが若者たちである、人生、そんなことに大事な時間を浪費するなよ、といつも行列を見るたびに腹が立つ小生である。

 帰ってから時間がなかったがちょっとトランペットを吹いてみた、これが不思議なのだ、ドレミファソラシドが吹けた、そのあとも曲がりなりにも吹けるようになりつつある、何処をどうしたというわけでもないのだが、全く不思議である。
 
 音を正確につかむために、チューナーを買った。娘が持っているが、置くタイプで小生には見えにくいので、トランペットのベルにじかに付けるタイプのチューナーにした、これで吹きながら音を確認することが出来る。
 
 晩飯。炊き込みご飯、ブリの照焼、だし巻き卵、豆腐と油揚げの味噌汁。 


平成29年 9月10日(日)

 雲が少しあったが穏やかな一日だった、我が家の周辺でも稲刈りが始まった。今年は台風が来なかったにもかかわらずこのあたりの稲は軒並み倒れている。普通、肥料をやりすぎると成長しすぎて倒れるそうだだが、今年は特にそれが原因でも無いようで、その時々の気温などの色々なことが原因するのではと村の人が言っていた。とにかく何十年とコメを作っていても一度として思ったように出来たことはない、米作りは本当に難しいとも言っていた。
       最低気温 16.4℃ (04:56)、最高気温 28.5℃ (12:39)
 
 トランペットネタである。休日ともなると家族が皆んな家にいて(夏子は昼から部活だったが)、室内で練習をすると顰蹙を買うので、何かいい方法はないかと考えて、外の車の中で練習をした。これはちょっと思いつかなかった、ここだと音があまり漏れないようだ、ミュートを使うよりは良いと思う。大きな楽器ではないので車内空間は十分である、それに集中できる、これだと住宅密集地の住人でもわざわざ海岸や河原にまで行くことも無さそうだ。

 人間の対応能力というのか適応能力というのか、これは本当にすごいものがある。最初のうちは出なかった音が、何処をどうしたから、ということが自分ではわからないまま、 同じように吹いているつもりでも自然にちゃんと音が出るようになる。体の各部位が自然に複合的に調整しているのだろう、敲けば、あるいは弾けば最初から音が出る楽器と違って、ちょっとした唇の動き、息の吹き加減などで音が出たり全く出なかったり、また音程が変わったり、変わらなかったり。ヨシ、これはなんとかして音を出そうという挑戦意欲が湧いてくる不思議な楽器である。

 そして、小生の強力ライバル現る!この前、豊田からやってきた甥っ子一家の太郎と同じ一年生の末娘のあおちゃん、小生のマウスピースに興味を示して、貸してと言って吹いて鳴らしていたが、それを見てママが、昔私がやったトランペットがどこかにあると思うから探してあげるね、と言っていたが、どうやら物置から出てきたようで、早速吹いている動画が送られてきた(mp4)、さあ、続くかな、計算すると70年近い年齢差になる。


平成29年 9月 9日(土)

 運動会日和。
     最低気温 14.7℃ (06:07)、最高気温 28.2℃ (14:40)

 太郎の小学校、一の宮小学校の運動会が開催された。登校時からこどもたちはかなり気分が高揚しているふうで、ピョンピョン跳ねるように登校していった。一の宮校区を統合して出来た小学校、児童総数約450名、坂梨小学校の最後の頃は児童数は全校で60人くらいではなかったろうか、小生なんかその少人数の長閑な環境に慣れてしまって、こんなマンモス校(などと言った言葉があったなあ、もちろんここでは冗談で使っているのだが)に慣れていないので、太郎が何処にいるのかさっぱり分からない、児童数に比例して運動場も同じように広く大きくなるわけではないのだろうがそれでも坂梨小学校時代にくらべたら随分と大きくなって落ち着かないこと夥しい。写真を撮ろうにも太郎が見つからない、靴の色を知っていたので、なんとか、あたりをつけてシャッターを押して、帰ってから確認する始末である。だから、一日居ても疲れるので、太郎の出番の二つほど見て帰ってきた。運動会が終わって帰ってきた太郎に聞いたところ、太郎の属する「白団」が優勝したそうで、満足げであった。
  
 一の宮小学校 運動会 連続写真 (1/3)
 一の宮小学校 運動会 連続写真 (2/3)
 一の宮小学校 運動会 連続写真 (3/3)

 今日は夏子のピアノレッスン日で、夕方から三人で出かけていったので、トランペットの練習ができた、一進二退。一歩進んで二歩下がるというやつで、早くもスランプだ、バカ、スランプ言うのは名人がなるもので、オマエのレベルで言う言葉ではない、ハイ、その通り、たとえそれでも楽しい。


平成29年 9月 8日(金)
 
 晴れ。爽やかに晴れる、本当に気持ちのいい一日だった。(写真1写真2
      最低気温 18.3℃ (07:12)、最高気温 28.2℃ (15:03)

 本日の登校風景。(写真1写真2写真3
 
 昼前に、青少年交流の家に出仕しているH美さんから電話で、少し前に話を聞いていた交流の家で切った薪材にする杉の木を見に来るようにとのことだったので、現状確認のために行ってきた。今すぐでなくて良いということであったので、近いうちに頂戴に上がるむね了解ももらってきた、もうすぐまたストーブの季節がやってくるなあ。

 本日のトランペット。音が出にくいからと思って、マウスピースを強く唇に当てると、音は出やすくなる、ああ、こうするんだと思って、ネットで調べると、そうやって出る音は硬いので、あまり強く押さえつけなくても出せるようにしないと柔らかい音が出ないとあった、なるほどう、そうなんだろう、と思って「奏法」を変えてみた、独学は我流に陥りやすいので、客観的に自分を観察しながら練習をしなければならない(阿蘇にはトランペットの教室がない、個人教授をしてくれるひとはないだろうか)。
 
 そして、午前中に力まずにドレミファ、ソ、まで出るようになった、そんな時に、寺さんが、「聞かせろ」とLINEで言ってきたので、「ライブ」をやった、「どうだ、寺さんも早くヤレ」、いやもとい、「寺氏、どうですかな?」

 マウスピースの形状には穴の直径だとか、カップの深さだとかリムの厚さだとかいろいろあって、それぞれに番号記号が彫ってある。人によっては色々シーンによって使い分けるそうだが、初心者は先ず満足に音を出すことだ。その初心者が使うマウスピースはどれが良いのかよく分からない、練習で買ったマウスピースには7Cと刻印されている、買ったトランペットに付いてきたマウスピースにはYAMAHA 11C4と彫ってある、みたところ、形状が微妙に違う、7Cは無印だが多分代表的なメーカーのひとつであるBachの番号に倣ったものだろう、そのどちらにも、初心者には吹きやすいマウスピースで広く支持されているとある、どっちがいいのかよくわからない。小生、最初はマウスピースだけで音出しの練習をしたので7Cを使っていたのだが、なんとなく馴染んでいる気がしていたが、ここに来てYAMAHA 11C4に変えてみた、要はこのレベルだからなんでも良いのだ。
 
 そして、午後になって、一度だけ、偶然にド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ドが自然に吹けた、おお、これだと思ったが一度だけで二度と吹けなかった、唇の開け方、息の吹き方、姿勢、色々な条件が偶然ピタリと合って出た音だろう、ちゃんと合えば出るのだという自信と安心感、これからの励みになる。はやり、重要なのはアンブシュアとバジングだ。

 ここの強みは、365日、朝昼晩、練習しても誰に遠慮も要らないと先日日記に書いたが、訂正である、隣近所に対してはそうだが、家族がいる時にはウルサイと言われるので、夜は無理だ、休日も無理だということになる、とんだところに伏兵だ。

 午後、ローカルの断捨離、終活真っ最中のOMさんが御入来、また色々はものを持ってきてくださった。ご夫婦で実行中だそうで、かえってそれが日々の活力になっているようにお見受けする。

 古い真っ黒なカーバイトライトのレストアをした、まだ途中だ、これは結構な掘り出し物かもしれない、近日公開、Coming Soonである。

 明日は太郎の学校の運動会、午後から会場作りがあったが、カミさんが午後ちょっと休みを取って参加した、小生は高齢者なので失礼した(こういう時だけ高齢者ズラをするのである)。明日の天気は間違い無しだ
 
 晩飯。麻婆豆腐、エビチリ、中華スープ


平成29年 9月 7日(木)

 今日も終日降ったりやんだり。北部九州は激しい雨だったようだが、ここはそれほどの降りではなかった。
     最低気温 20.9℃ (19:27)、最高気温 26.8℃ (11:26)

 坂梨地区の登校児童たちがちょうど小生が立っているところを通過中に雨になった、降る前に通り過ぎた子もいた、なかには傘を持っていない子もいたが、傘を持っている子に入れてもらっただろうか、、その雨も、すぐにはやんだようだった。 (写真1写真2写真3写真4

 トランペットを習う場合、一般的には防音装置の整った教室などに通って時間も精々一時間くらいだろう、それから帰宅して練習をするにしても、そんなに時間は取れないだろうし、騒音問題もあるのでそう簡単ではないだろう。その点、小生は時間は有り余るほどある、だから、小生の腕前、北朝鮮の核開発並に超速の進歩を遂げている・・・・・・(但し証拠はない)

 民進党の山尾志桜里サンに飛んてもないスキャンダルが飛び出した(ネット記事しか読んでいないけど)。とにかくまあ次々とブーメランが飛んでくる党である。今回のことで離党だとか議員辞職だとかの声が上がっているようだが、彼女が本当に頭が良ければ離党などという姑息な手段をとらずに、さっさと議員辞職をするだろう、ガソリンのこともあるしね。何故なら実力のある人なんだろうから、しばらく蟄居して禊を済ませてそんなに遠くない時期にあるだろう、次の選挙にまた出ればいいのだから、一度辞職したら二度と戻ってこられないフロック議員は必死で議席にしがみ付くだろうが、彼女の場合は、戻ってこられるだろうから。まあ、辞めないだろうけどね(小生は嫌いなうちのひとりだけど、エールを送っておこう)。

 小生贔屓のリンガーハットがアレルギー物質の表示ミスがあったとして、持ち帰り用の冷凍食品「リンガーハットのチャーハン」約3万個を自主回収すると発表した、そうだ。(アレルギー物質である卵の表示が漏れた一方、使用していない鶏肉を記載していた)。詳しくは書いてなかったが、自主回収した商品はどうするのだろうか、まさか廃棄ではないだろう、いや、今の日本では廃棄だろう、もし廃棄するのであればトンデモナイことだ。別に異物や毒が入っていたわけではないのだから、アレルギーのある人が食べなければいいだけだから、そう表示して売ればいいじゃないか。最近は自主回収をすると逆に企業PRになって褒められる傾向にあるが、資源の乏しい日本、馬鹿なことをやるんじゃない。コンビニの賞味期限だか消費期限だかが切れたやつの廃棄もそうだ、そのうちに天罰が下るぞ。それにまわりまわってそのコストは消費者に回ってくるのだろう、どうしてもやりたのなら役員報酬のなかでやってくれ。

 先日やってきた甥っ子一家、愛知県豊田市でイタリアンレストランをやっているが、店で使っているというイタリヤの銘柄の色々なジュースやビール類の飲料、それに、調味剤をたくさん持ってきてくれた(その時に写真を撮り忘れて今やホンの僅かになってしまったが)。

 それで、最近小生が好んで作っているコールスローに持ってきてくれたオリーブオイルを使っている。それから、バルサミコス・・小生は名前は良く聞いて知っているが料理に使うものだという程度でそれ以上は(使い方も)使うつもりも無いので知らなかった。その「バルサミコス」がテーブルの上にあったので、ようやく詳しく調べてみた、「バルサミコス」でなくて「バルサミコ酢」だった、「酢」だった、ブドウを原料にして作った「酢」である。ブドウ原料の酢にはワインビネガーがあるが、製造方法が全く違って、バルサミコ酢のほうが熟成期間も長くワインを原料とする高級な「酢」のようだ、ワインビネガーは早い話、単純にぶどうを原料にした酢だが、バルサミコ酢はそれ以上のコクやトロミやウマミがある、ということだ。バルサミコ酢はコールスローにも合うそうだ、なんだ知らなかった、そうか、じゃあ今晩のコールスローは、イタリア製のオリーブオイルとバルサミコ酢でいこう。

 夕方近くになって晩飯の買い出しに行って戻ってくると、ボンが定位置より少し離れたところで迎えてくれた。見るとまたリードワイヤーが切れている。接ぎだらけで、そろそろ限界かな、ボンの余命と天秤にかけて古いワイヤーをだましだまし使っていたけど、よし、新調してやろう、そのかわり、元を取るまで長生きしろよと、大枚をはたいて新しいワイヤーを買ってきてやった

 晩飯。豚肉の味噌漬け、だし巻き卵、豆腐と油揚げの味噌汁、そして、コールスロー。バルサミコ酢というは黒っぽい色をしているんだ、みたところは食材の色を悪くするな、でも確かにコクやウマミはある、太郎は好きだという、夏子は、ちょっと・・・と言っていた、夏子はあまり乙な味は分からないようだ。


平成29年 9月 6日(水)

 曇りのち晴れ。
      最低気温 22.0℃ (00:00)、最高気温 26.1℃ (17:27)

 本日の登校風景(写真1写真2写真3写真4

 土曜日に太郎の小学校の運動会が予定されていて、今日はその総合予行演習があったそうだ、昨日は雨、明日も大雨が予想される中、運良く今日は屋外でリハーサルが無事に行われたそうだ、良かった、土曜日の本番も天気は大丈夫そうだ。

 昼もだいぶ過ぎた頃、ボンが吠えるので二階から覗くと見覚えのない車が・・・???・・・と思って表に出てみると、なんと宮崎のじっちゃい、熊本の定期健診の帰りだという。今日は時間が読めなかったから連絡なしに寄ったということだった。
 
 美味しそうなブドウと一緒に孫2号君の手になるスズメバチとカブトムシの標本を持ってきてくれた。このスズメバチは、以前我が家で捕まえたとてつもなく大きなやつで、複数匹あったので冷凍にしてじっちゃいが前回来た時に昆虫好きの2号君のオミヤゲにと持って帰ってもらった、そのとき、出来たらそのうち一匹を標本にして欲しいと頼んであったやつだ、実に見事な標本になって戻ってきた、2号君は小学生ながら玄人はだしだ。それにしても今見ても非常に大きなハチだった、太郎が帰ってきて、すげえと言っていた。
 
 じちゃいとカーバイト談義や小生がトランペットを始めた話をしていて、「そうだ、これ吹いてみて、これで音が出ると、トランペットに挿すと音が出るよ」と、じっちゃいにマウスピースを渡したところ、「えっ、ボクがやるの?」と口に当てて、吹いたところ、一発で綺麗に音が出た(小生、内心、ン?ス〜でなくて、音が出たなあ)、「それじゃあ大丈夫だよ」と、トランペットに挿して渡したところ、全く音を外さずに、いきなりB♭の音を出す、それどころか、続いてドレミファソラシドと実に滑らかに吹くではないか、小生、唖然、呆然、チクショウ、やられた、「え〜?なんだ吹けるのお?」「エへへ、中学校の時に吹いていた、あれから何十年ぶりだから吹けるかどうかわからなかった」。全く知らないものと思って説明した小生は一体何だったのだ!しかも、こちとらは、やっとこさで、ドレミファまでなのに、何の苦もなくドレミファソラシドと来やがった。結構昔やったという人がいるんだよなあ、確かMQYも昔ちょっとやったと言っていたなあ。よし、益々やる気が出てきたゾ。

 トランペットは精密で繊細な楽器だと思っていたが、事実そうなんだろうが、ザブザブ水洗いをしてかまわないそうだ、ただ可動部分(ピストン、抜き差し管)の注油は頻繁にしなければならないようだ、とにかく「ツバ」がやたらと溜まる楽器だ、ちょっと吹いてドレンを開くドドッと溜まったツバが流れ出る。

 とにかく最初から一発で「ド」の音が出るように練習をしている、小生がトランペットが手に入るまでマウスピースで音を出す練習をしていたが、全く違った音程の音を出していたことになる。

 娘が今日はチューナーを学校で使うからと言って持っていったので、ピアノで合わせることにして調べたところ、トランペットのB♭「ド」の音は、ピアノの「シ♭」の音だそうで、三つ並んだ黒鍵のいちばん右がその音だということが分かった。
 
 経験的な感想だが、「ド」だと思って吹いていて、続いて「レ」を押さえて、ちゃんと「レ」の音になって聞こえれば、その「ド」は間違いがない「ド」だと思うのだが、もし間違った音を出していて続いて「レ」を押すと「レ」にはならないのでこれでチェック出来る、この方法は間違っているのだろうか、とにかく暗中模索だ。

 太郎、水泳教室

豚肉のムニエル、アンチョビポテト、コールスロー、タマネギ・エリンギ・インゲン・ピーマンのオリーブオイル炒(醤油が妙に合うなあ)、トマト、ポタージュスープ、到来物のブドウ


平成29年 9月 5日(火)

 今日は雨量は少なかったがずっと降ったりやんだりしていた。
     最低気温 19.0℃ (07:00)、最高気温 23.2℃ (14:39)

 こどもたちの登校時は雨。当登校班も自主登校になった(ということは各保護者が送るということ)。太郎には歩けと言って歩かせた。ただ、全行程を独りで歩かせるのは安全上の観点から芳しくないと思ったので、父さんが立っているところまで歩いてこい、そこで、他の登校班が来たらそれに合流して歩けと言ってあったが、結局今日は徒歩通学の子はおらず、ひとり歩いてやってきた太郎を見守り時間が終わるまで車の中で待たせておいて、太郎を学校まで送っていった。坂梨地区の登校路は田んぼの中ばかり歩くので、風雨が強かったり雷が鳴っている時は危ないのでやむを得ないが、今朝は結果論になるが、雨はそれなりに降っていたものの徒歩通学には別に支障があるほどではなかったと思うが、これはここの文化だから仕方がない、田舎では直ぐ近くのコンビニにも車で行くというやつだ。大きくなって傘の差し方、雨の中を歩くテクニックを知らない子が育つことになるぞ、というのは冗談だが・・・♪あめあめ ふれふれ もっとふれ わたしの いいひとつれてこい・・・もとい・・・・あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめで おむかえ うれしいな ピッチピッチ チャップチャップランランラン♪
 他にもあるぞ
♪Just walking in the rain Getting soaking wet Torturing my heart By trying to forget・・・・♪
♪I'm singin' in the rain Just singin' in the rain What a glorious feeling I'm happy again・・・♪

 浅田次郎著「マンチュリアン・レポート」を読み始めた、想像もしない場面から始まった、また新しい登場人物が出てきた、ゾクゾクするほど面白い、張作霖が爆殺されたのは歴史的な事実として知っているが、この登場人物がこの先この事件の後の満州にどう関わっていくのだろうか、今のところは全くわからない、楽しみである。

 舌の根も乾かぬうちにトランペットネタ(もうしばらく続けよう)・・・・例えばピアノの鍵盤を叩くと、上手い下手は別にして、その音階の音が出る、しかしトランペットは「唇」で音をコントロールする楽器なので吹き方によって全く違う音が出る(最初はその音さえ全く出ない)、だからどの音が基準の音なのかが分からない。ピアノの鍵盤を叩いてみるとわかるが、吹く度にそんなことはしていられない、そもそもB♭はピアノのどの鍵盤の音なのか知らない。ところが、ネットなんかで調べているとチューナーなるものがあって、それを使うと、今出している音がどの音か表示してくれる機械がある(あるいは設定をするとその音を出してくれる)。これはいいなあと思って娘に持っているかと訊くと持っているよと言って貸してくれた。これで基準の音がわかった、わかったら、その音が大体耳に残っているので、それからはチューナー無しでもその音が出せる、いろいろな音が出ると言っても、大体限られた音階なので、そうそうずれてはいないと思う。これが最初の頃は、上から下まで様々な音程が出ていたので、どれが基準のB♭なのかさっぱり分からなかった。
 
 娘から借りたチューナーに差し込んで使う外付けのマイクロフォンがあって、トランペットのラッパ部分(ベルと言う)に挟んで使うようになっている(それが無くてもチューナーで直接音を拾えばいいのだが)、もう一年以上も前になるだろう、壊れたから直してくれと言われていてそのままになっていた。このチューナーマイクは直ぐに断線するようで、以前にも一度修理してやった、他の人達も頻繁に買い換えているらしい、力がかかるプラグ部分とマイクの付け根部分が直ぐに断線するらしい、ということは構造欠陥だろう、メーカーはこのあたりは改良しないのか。要は外から見ても分からないが中で断線しているのだから外皮を剥いてハンダで繋げばいいだけだ、長い間放っておきながら、小生が使うとなるとすぐに直すのだ

 トランペットの練習で他の人と比べて何より有利なのは隣近所に遠慮が全く要らないということである、家族さえ文句を言わなければ朝昼晩365日いつでもオーケー、これが都会や住宅地だと自由に音が出せないのだから気の毒としか言いようがない。下品な例えだが、誰もいないところで思いっきり屁をするのと、他人の耳を気にしながら、切れ切れにするくらいの違いがある、何と言っても爽快感が違う。それにしても難しい、ようやくド・レ・ミ・ファまでは出るようになったが、その上が全く出ない、でも、youtubeなどをみていると、皆普通に出しているので、練習しさえすれば出るという気はしている。
 
 今日午前中、首都圏で停電のためにJRの電車が複数路線止まり大混乱をしたらしい。普通に動いている場合には分からないが、このようにちょっとなにかあると、一度に広範囲に麻痺してしまう、直下型地震、ミサイル、あるいはゲリラで送電系がやられたら一体どうなるのだろう、通勤難民が大量に発生した東日本震災の教訓は生かされているのだろうか、一ケ所が駄目な場合のバックアップ回線は考えていないのだろうか、いずれにしても一極集中を解消しなければ根本的には解決できないことだろう。
 
 晩飯。ハヤシライス、コールスロー。


平成29年 9月 4日(月)

 予報では午後から雨になるということであったが、朝からポツリポツリ来始めたので、いつものようにここは予報より早く降り始めるなと思っていたら、すぐに止んで、結局今日一日曇り空で終始した。雲の位置が非常に高く、動きも緩慢だったので雨の心配は全く無かった。
     最低気温 16.2℃ (03:22)、最高気温 23.0℃ (13:39)

 今週末に太郎の小学校の運動会がある、土曜開催のため、今日はその振替休日で太郎は学校休み、となると三連休になるし、家に居ても仕方がないので「学童」にやった。(こんなことは本当は大きな声では言えない、そんな理由だけで「学童」に預けるのは本当は駄目なのである、「学童」は親が仕事などで、面倒見きれないから預かってくれる施設なのだから。我が家は母親は仕事に行っているし、小生も薪集めや畑仕事、家の管理作業などで家を空けることが多いので預かってもらっているのだから)。

 浅田次郎著「マンチュリアン・レポート」の古本がネットショップから届いた、古本と言ってもほぼ新品、しかも文庫本と思っていたら単行本だった、たったの198円也、送料360円、送料のほうがよっぽど高かった。それより少し前に、JTQから「マンチュリ・・・」の続刊にあたる「天子蒙塵1・2」が届いていた、これは現在刊行中の作品で、この先まだ続いている。お借りするつもりでいたら、単行本なのに返却無用とのこと、こういった書籍は外に出すことはないので、長期拝借のつもりで我が家の書架で保管することにした、MNI TNX。
 
 マンチュリ・レポートのシリーズひとつ前の作品、「中原の虹」四巻をようやく読み終えた。20年も前に「蒼穹の昴」から始まってずっと続くこの虚実織り交ぜた大河小説、実に面白い、そして歴史の勉強にもなる。虚実の虚とはフィクションという意味で、西大后、李鴻章、孫文、袁世凱、張作霖などなど歴史上の人物に混じって史実を変えること無くこの小説をダイナミックに動かしている多くの登場人物はそのほとんどが架空の人らしい、それが実在の人物のように生き生きと描かれている、いやいや実に面白い。それから、浅田次郎はこれら歴史上の人物、例えば中国三大悪女のひとりと言われている西大后に対して正義の人として全く違った解釈を与えている、そのように従来の評価と違った解釈を李鴻章に対しても、また袁世凱に対してもしている、浅田次郎を読むと、これらの歴史上の「悪党」全員が好きになってくる、それに対して向うでは建国の父と言われて敬われている孫文などは浅田の描く人物たちに言わせると全く反対の評価だ、歴史の解釈とはそんなもんなんだろう。いやあ、読書は楽しい。それにしても世の中には本を全く読まない人もいるようだが、読書の喜びを知らない人たちは本当に気の毒である。

 昨日落札したトランペットがもう届いた。いよいよ来たか、ウム光り輝いている。さあ、ニニ・ロッソの「夜明けのトランペット」だ。
 
 この「夜明けのトランペット」はニニロッソとは関係のない場面で聞いたことがある曲だとずっと思っていたが、調べたところアメリカ軍の消灯ラッパから来ているらしい、そしてこの消灯ラッパは戦死者の埋葬時などに葬送ラッパとしても吹かれる。「永遠の眠り」という意味があるようだ、だから、心に沁み入るメロディーなのだろう。ちなみに英語でこの消灯ラッパのことを"taps"と言うそうだ、またひとつ利口になった。
 
 鳴った、鳴ったぞ、簡単に鳴った・・・・・ただし鳴っただけ。どの音程だかさっぱりわからない、どのキーなのかわからないのである、そして、ピストンを操作して、ドレミを吹こうとするが、出ない!ドを吹いたつもりで次にレを吹くと音階が上がらずに逆に下る・・・じゃあ、ドを吹いてシラソと下がると・・今度は音階になっている。ということは下のドと思っていたのは上のドなのか?そこに娘が帰ってきて、ちょっと貸せと言うので吹かせたところ、彼女はトロンボーンなのにトランペットもある程度吹けるようだ、ふーむ、そこで、小生が吹いて聞かせると、小生が上のドとばかり思っていたドは下のドで、お父さんその「ド」が「ド」ばい、うんそうか、とその音を保持してレを吹くとレが鳴って、ミを吹くとミの音が出る、なるほどなるほど、となると、下のドからドレミファソラシドと吹くことになるとめっぽう高い音になる、今のところ、とてもではないが出ない、こりゃあタイヘンだ。トランペットは同じ音でも唇の開き方、力の入れ方で低い音も高い音も出る、非常に難しい楽器であるということがトランペットを実際に持って吹いてわかった。でもトランペットを吹く、これは気分が良い。
 
 太郎にも吹かせてというので吹かせたところ、スースーでなくて、音階は別にして、音は簡単に出せた。そうなんだよなあ、自覚が無いけど考えてみたら、小生、もうまもなく後期高齢者なんだよなあ、こんな歳でトランペットなんか始めるジジイが果たして世間にいるのだろうか。

 以降、トランペットの話題は、ニニ・ロッソの「夜明けのトランペット」をマスターして動画にしてアップするまで載せないようにしよう・・・・

 晩飯。炊き込みご飯、だし巻き卵、シューマイ、ジャガイモとタマネギの味噌汁。もう店頭に秋の味覚、柿が並び始めた。
 いつも炊き込みご飯の時は、炊き込みご飯だけじっくり食べたいのにオカズが多すぎて、炊き込みご飯を食べた気がいない、こんどは炊き込みご飯だけじっくり食べさせて、とこどもたちが言っていたが、さすがにそれだけでは、とちょっとオカズを付けた。

 観光地、公共施設などの外国語表示に関連する記事転載(PDFファイル)


平成29年 9月 3日(日)

 今日も爽やかな一日だった。
    最低気温 15.6℃ (05:32)、最高気温 26.3℃ (14:45)

 9月第3月曜日、今年の敬老の日は18日(月)だ。昔は9月15日に固定されていた。それが誰の都合なのか浮動祝日になってしまった。働く人たちの都合だろうか、お祝いを受ける人たちにはもう関係の無いことだが。お陰で、敬老の日が何日かを直ぐに答えられる人はほとんどいない。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」なのだから、この日は固定した祝日のほうが良いと思うのだが。
 
 その敬老の日の豆札集落のお祝い会が今日集会所を会場に実施された、この時期は運動会や稲刈りなどがあるので、我が村では皆さんで相談のうえ一足も二足も早い実施となった。敬老のお祝いを受ける長老の皆さんは七名おいでだが、入院や自宅療養などで四名の方が出席出来ずに三名の出席に留まった。村人全員が集まってささやかながらお祝いのお膳を囲んで歓談をしたりカラオケを歌ったりして楽しんだ。(写真1写真2写真3

 いやあ、困った、困った・・・・これが正直最初の感想、そして今も・・・
 ヒヤカシでトランペットのオークション、入札したら落札してしまった、「しまった」のである。楽器の入札は初めてなので今回は様子見、小手調べで入れてみたけど、まさか落札するとは思っていなかった。これくらいかな、と分からないなりに検討しての入札だったけど、まさか、これで落札するとは。そんなに低級品でもなさそうだし、もちろん高級品ではないし、我が家の上空で狙っている「コンドル」のことも考えると、これでいいのかなと言う気もするし、なんだか相場より高かったのかなという気もするし、昨日の今日だから、もちろんまだ「ブツ」は届いていないが、ドキドキしている、嬉しくて、ではなく、なんだか別の意味で気が重くなってきた、いやあ困った、困った。まだ買わないのかと言っていた娘は喜んでいるが。

 オークションの経過を書くと、小生が見た時には、26,500円で止まっていて、そのあと締め切りまで数時間あったので、大体このあたりで落ち着くのだろうが、概ねこういったものは様子を見ていて最後になってポーンと高値を入れるイジワルな人が必ずいるので、じゃあ、ヒヤカシで30,000円くらい入れておこうか、でもこういう区切りの金額は人間心理として大体突破されることが多いので、31,000円くらいで入れておこうか、それでも間違いなく高値更新されるだろう、それでも別にいいなと思って、一夜明けて開けて見たところ、予想い反して落ちていた、落札価格は30,500円だった、オークションというものは、ほかの人がどのくらいの金額を入れているかわからないので、30,000円まで入れた人、31,000円限度で入れている人がいるということがわからない、どうしようかと悩んだことだろう、もし31,000円が限度と知っていたら、もしかしたら、31,500円で応札したかもしれない、いずれにしても大体このあたりが落とし所だったのだろう。自分が入札した金額で落札できて、非常に嬉しい場合と、そうでもない場合がある、今回は後者である、果たして良かったものなのか、悪かったのか・・・・これは今後のトランペットの活かし方次第だな。
落札トランペット


平成29年 9月 2日(土)

 今朝なんか(まだ今朝というには早すぎる時間だが)、二時前に目が覚めて(これはやはり少し寒いなあという気がして眠りが浅かったのだろう)、結局そのまま起きてしまった。昼間眠たくなったらこっくりこっくりすれば良いのだから。どうしても、この歳になると、一旦目が覚めると、来し方行く末を、いや、来し方はあまり考えないな、行く末を考えると、行く末も、小生の余命のことではなく、主に家族の将来のことになるが、考えると目が冴えてしまうのである。朝からもう頭がぼおっとしていた。
 
 今日も実に清々しい一日だった、明け方にはとうとう14℃を切った。
    最低気温 13.9℃ (05:19)、最高気温 26.8℃ (14:41)

 ほとんど一日ネットでトランペットの品定めをしていた、結論、わからん。ただ、基本方針としては、やはり16kくらいの新品セットはやめて、ネットオークションで中古のヤマハを探すことにしよう、たとえそうするとしても、判断材料と言うより判断能力が無いので難しい、これからは、しばらくは、外に出た時に、今まで無関心で通り過ぎていた楽器店、中古店やハードオフなどのリサイクルショップも覗いてみるとしようか、慌てない、慌てない、まだまだ人生は残っている、でもおかげで色々と勉強になる・・・・・B♭管、MLボア、第一・第三抜差管、支柱などなど。
 
 それから今日はたっぷり読書をした。

 朝食後、突然、太郎が行きたいと言ったようで、今日と明日の二日間にわたって開催の阿蘇市主催の健康ウォークに母親と二人で出かけていった。5キロコースを歩いたようで、昼過ぎには戻ってきた。この健康ウォークは昔は住民の健康増進に主眼をおいて催されていて、知った者同士が和気あいあいと秋空のもとを歩いた、我が家でも夏子がまだ乳母車に乗っていた頃から毎年参加していたが、いつのころか観光目的のイベントになってしまったので、市民としてちょっと違和感を感じたので、それ以降は参加をやめた。この観光目的のイベントになってからは小生が記憶する限り、毎年、当日は天候が悪くて、せっかく遠方からの参加者には気の毒だだなあと思っていたが、今年は非常に好天に恵まれて良かった。

 結局我が家の二人はシマの回向をしなかった、そんなものだろう、こどもたちはいつまでも過去を振り返らず未来に目を向けている、ということにしておこう。


平成29年 9月 1日(金)

 寒っぶ〜である(本当は10℃を下回らないとそんなことは無いのだが気温差が大きかったので一応)、今朝は15℃まで気温が下がった、昨夜のうちにそのような予報が出ていたので毛布をかぶって寝ていたがそれでもちょっと心細いほどであった、今回は一時的な気温低下でまた暑さが戻ってくるようではあるが。そして爽やかな一日だった。
      最低気温 15.0℃ (05:30)、最高気温 26.4℃ (13:06)

 今日の登校風景 (写真1写真2写真3写真4)     

 ボンにフィラリア予防薬を飲ませた(4/5)

 今日はシマの一周忌にあたるので墓の草でも刈ってやろうかと外に出たところ、寺さんが「まだか」とLINEをしてきた。そう言えば今朝(年寄の朝起きの二人)、小生のマウスピースの上達具合を訊いてきたので、まだ早朝だからあとから聴かせると言ってあった。早速、LINEの映像通話に切り替えて、マウスピースを吹いて聴かせたところ、寺さんも「実はこちらも買ったぞ」と画面で見せてきた。吹いてみろと言うと、早速吹いたけど、これがヘタ、小生に一日の長がある、などと後期高齢者直前のジジイ二人が、LINEの画面を見ながらお互いに変な音を出しながら珍なる光景をくり広げた。

 そのトランペットだが、普通に買うと100k、200kくらいするようだが、入門用として、16Kくらいで売っている、ところが一種類だと、えいっ、やあで買ってしまうのだが、調べてみるとそういった競合メーカーが二三社あって、中には10kくらのものもある、そうなると、それはそれで低辺なりに迷いが生じてくる、このなかでどれが一番良いだろうかと考えるのである。10kよりは16kのほうがものは良いのではないだろうか。結論を言うと、この価格帯のものはどれだって同じで、仕上げに雑なものとそうでないもがあって当たりハズレがあるかもしれないが、所詮その程度の楽器なのだろうと思う。それならネットオークションでちゃんとしたメーカーの中古の安いものを見つけたほうがまだ良いのだろうが、ところがそこがまた悲しいところで、パソコンならわかるが、楽器となるとトンとわからない。(ヤマハあたりが一番リーズナブルなようだが、これがまた型番がやたらとある。最初、YTR-***と打ってある番号の意味が分からず、調べたけど載っていない、そしてどうもこれはヤマハ・トランペットの頭文字のYTRなんだろうと勝手に結論づけたが、どうも若い番号のほうが古くて、時代が下るに従って三桁の数字が四桁の数字なっていって、この番号で新しいモデルなのか古いモデルなのかが判断できそうだということが分かってきた。それでも単なるトランペットに何故にそんなに沢山のモデル番号があるのだろう、それだけ何かが少しずつ変わってきたのだろうか。)たかが練習用のオモチャのような楽器だがそれで今悩んでいるのである。寺さんが買って、すぐにギブアップして、こちらに送ってくるのを待っていると言ったら、敵も同じようなことを言っていた。でも、こちらでは、娘というコンドルが、高い空の上から獲物が弱るのを狙って遊弋しているから駄目だぞと言っておいた。
 
 ということで、今日はシマの一周忌である。墓周りの草を刈ってやって野の花を生けてやった。今の時期、見渡しても園芸品種の花がほとんど無い、しかし、よく見ると、野草が色々と沢山の小さな花を付けている、我が家の畑は今は堂々たる野草園化していて、幾種類もの名前も知らない花がたくさん咲き乱れている、それを何種類か摘んで供えてやった。それからシマが食べ残して逝った猫用の缶詰がまだあったのでそれも一緒に供えてやった
 
 墓掃除が終わって、去年の様子を日記で読み返そうとしたところ、シマの死については9月2日に書いていた。シマッタ!一日早まったかと思って、日記を読むと、死んだのは9月1日の深夜だったので、今日が命日で良かったのだ、南無・・・

 夕方帰ってきたら夏子と太郎はお参りをすると言っていたが、思い出したのは、夕食後でもう外は真っ暗、明日の朝お参りをすると言っていた、去るもの日々に疎しだ、まあ、そんなものだろう。
 
 それに、今日は放課後、中学校の美化作業があり、夏子は勿論、かみさんが参加して、疲れて帰ってきたせいもあったのだろう。
 
 晩飯。「つばめグリル」風にアルミホイルで包んでハンバーグをオーブンで焼いた。いつものようにタマネギのミジンをローストして挽肉の生地に混ぜ、形を整えて、アルミホイールの上に、輪切りにしたタマネギ、その上にハンバーグを載せてインゲン、エリンギ、そしてチーズをまぶしてデミグラをかけて隙間がないように包んで、オーブンに。オーブンは200℃で予熱、そして200℃20分。全くの感で設定して調理した。確かつばめグリルのハンバーグはこんな風だったかなあと、随分昔の記憶を呼び起こして作った。これは一発勝負と言うか、ホイルを破ってみなければ出来具合は分からないが、全員が食卓について、恐る恐るホイルを破ると、見たところ、ちゃんと出来ている。娘は、わ〜レストランだ!と言って口に入れたが、パーフェクトの出来だった。娘、「いつものより、今日のほうが美味しい、こっちのほうが作るの大変なの?」「特に大変でもないよ、包んで後はオーブン任せだから」と言うと、「今度からこっちにして」と来た。事実、我ながらうまくいったと思っている。(全く勢いでつくったから手順や温度設定を忘れないように書いておかなければ)
 
 そう言えば、小生が向うにいた頃は、確か、茅ヶ崎駅ビルの最上階につばめグリルがあったはずだが、今でもあるのだろうか。話があとさきになるが、「つばめグリル」というのは東京ローカルに展開する洋食屋で、ここのアルミホイルで包んで焼くハンバーグが美味しくて、結構有名な店である。